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【保存版】雨の日の洗濯物の干し方まとめ しっかり乾かすコツを解説

「雨の日は洗濯物がなかなか乾かなくて困る…」
「部屋干しすると、生乾きの臭いが気になる…」

高温多湿な日本では、このような悩みをお持ちの方は多いと思います。

外干しがなかなかできない状況は梅雨だけでなく、台風シーズン、秋の長雨、降雪など年中発生しやすいものです。
また、春先には花粉がつくことを気にして、部屋干しするという人も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は雨の日の洗濯物を早く乾かすコツや、アイテム別の干し方のポイントなどをご紹介いたします。
部屋干しの便利グッズも合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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雨でも洗濯物が乾く干し方のコツ


まず、洗濯物の生乾き臭の正体は菌です。この菌は洗濯物に残った皮脂汚れや湿気を好むため、できる限り早く乾かすことで嫌な臭いを防ぐことができます。

洗濯後は濡れたまま時間を置いてしまうと菌が繁殖しやすいので、洗いあがったらすぐに干すように心掛けましょう。

雨の日でも洗濯物が乾きやすい3つの条件

室内で洗濯物を早く乾かすには、以下の3つの条件を満たす場所に干すのがポイントです。

  1. 高い温度
  2. 低い湿度
  3. 風が通りやすい場所

ここからは、それぞれ詳しく紹介していきますね。

①高い温度

干す場所の温度が高いと水分が蒸発しやすいので、乾きやすくなります。
雨の日は気温が下がりやすい傾向にあるため、できるだけ温かい場所に干しましょう。

②低い湿度

洗濯物は湿度が低い場所に干すと水分が蒸発しやすく、早く乾きます。
部屋の湿度が高い状態だと、洗濯物の水分が空気中に放出しづらくなり乾きにくいので注意してください。

エアコンの除湿機能や、サーキュレーターを上手に活用し、部屋の湿度を下げることをお勧めします。

③風が通りやすい場所

洗濯物は、部屋の中でも風が通りやすい場所に干すのがおすすめです。
洗濯物は空気が循環することにより、早く乾きます。
なるべく壁から遠く、部屋の真ん中あたりに干すようにしましょう。

部屋干しで洗濯物が乾きやすいベストポジションは?

以上、これらの3つの条件に当てはまりやすい場所は

  • 浴室
  • 部屋と部屋の間の鴨居(かもい)
  • 室内用物干しを部屋の中央に置く

などがあります。

浴室乾燥があれば温風を使うので温度が高くなりますし、冬の室内であればエアコンの暖房の風が当たる場所に干すのが良いでしょう。
エアコンの除湿(ドライ)モード除湿機を使用して湿度を下げるのも有効です。

部屋の真ん中だと邪魔になるからとカーテンレールや窓際、壁際に干す方も多いと思いますが、空気の流れが少ないのでおすすめしません。

【アイテム別】雨の日の洗濯物の干し方まとめ


続いて、雨の日の洗濯物の干し方を具体的に見ていきましょう。

基本的には風通しをよくするために洗濯物同士の間隔をあけて干すことが重要です。
目安としては最低5cm以上あけるのがベストになります。

また、乾きにくい素材と乾きやすい素材は交互に干したり、先に乾いたものははずしたりするのもよいでしょう。

ピンチハンガーに干す時は、アーチ干しで干すのもおすすめです。

アーチ干しは、洗濯ばさみで干す際、両端に長いもの、真ん中に短い物を干します。
すると横から見た時に、アーチのような形に見えます。自然と上昇気流が発生して空気が動くので、乾きが良くなります。

ここからは、乾きにくい洗濯物の干し方のコツをアイテム別にご紹介いたします。

バスタオル

タオル類は、両端をぴったり揃えて物干し竿にかけるよりも、片側をずらして干す方が乾きやすくなります。
その場合は、ずり落ちないように、しっかり洗濯ばさみで止めておきましょう。

しかし、バスタオルは面積が大きいので、物干し竿のスペースがなくなってしまうこともありますよね。
そのような場合は、洗濯ばさみがたくさん付いているピンチハンガーを活用するのがおすすめです。
ここでは、ピンチハンガーでバスタオルを干すときのポイントを紹介します。

囲み干し

バスタオルは、よくある縦方向ではなく横長にして上辺を洗濯ばさみで止めて四角く囲むように干す、囲み干しがおすすめです。

蛇腹干し

スペースが少ない場合は、バスタオルを同じく横長にしてじゃばらのように折って干す、蛇腹干しも乾きやすいです。
シーツ類やタオルケットなど、大物を干すときにも有効です。

シーツ・タオルケット

シーツやタオルケットのような大物は、バスタオルと同じ方法が乾きやすいですが、ピンチハンガーに干せない場合は、ハンガーを2本使いましょう。
両端をマントのようにかけて洗濯はさみで留めて干すと乾きやすくなります。

ジーンズ・ズボン・スカート

ポケットがある場合は内側にしておくと乾きにくいので、裏返しにして、ピンチハンガーで筒状にして干しましょう。

パーカー

パーカーはハンガーを3本使って広げ干しをするのがおすすめです。

フードや脇の下は乾きにくいので、身ごろから離して袖を前に、フード部分を後ろにそれぞれ別々のハンガーにかけて洗濯バサミで留めます。
布の重なりが減るので乾やすくなります。
その他、フード用ハンガーを使うのも一つの手です。

シャツ・Tシャツ

シャツやTシャツなどは、濡れていると身ごろや袖、前後が張り付きやすいので、ハンガーにかけたら空間を作るようにします。ハンガーは厚みのあるものを使用するのも良いですね。

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雨の日の洗濯を助ける便利グッズ


最後に、雨の日に部屋干しする時にあると便利なグッズをご紹介します。

8の字ハンガー

8の字ハンガーは両肩の部分が広がっているため、普通のハンガーよりも衣類の中に空間を作ることができます。
風の通りが良くなるので、特にセーターやスウェットなどの乾きにくい素材に効果的です。

フード用ハンガー

フード用(パーカー用)のハンガーが市販されています。
フードを持ち上げて干すことが可能なので、風通しが良くなります。
フードを上げる部分は折りたたんで、普通のハンガーとしても使える2way商品もあります。

エアコン・サーキュレーター・扇風機

エアコンを除湿(ドライ)モードにし、サーキュレーターまたは扇風機などで、常に空気を循環させながら干すと、水分の蒸発を促します。

エアコンの無い部屋で干す場合も、サーキュレーターや扇風機を使って空気を循環させるようにしましょう。

除湿機

除湿機の中には衣類乾燥モードが搭載されているものもあります。
部屋干しの際に使用すると、かなり早く乾かすことができます。

乾く速さは商品の除湿力によって異なるので、お部屋の畳数や貯水タンクの容量、除菌機能、静音性なども含めて生活スタイルに合う商品を選ぶと良いでしょう。

浴室乾燥

浴室乾燥がお家にある方は活用しましょう。
干すスペースが限られているため、特に乾きにくい素材の洗濯物を優先しましょう。

部屋干し用の洗剤

生乾き臭の原因は菌なので、除菌・抗菌効果のある洗剤や柔軟剤を使うと生乾き臭の対策になります。
同時に酸素系漂白剤を一緒に使うとさらに効果があります。

また、定期的に洗濯機内を除菌することも大切です。洗濯槽洗浄クリーナーや、酸素系漂白剤を使用してカビや汚れを除去しましょう。

小雨なら屋根付きのベランダに干すのもあり

小雨程度であれば室内よりも屋根付きベランダの方が早く乾くこともあります。
室外であれば風通しが良いのはもちろんなので、室内に干す場所が少ない場合はベランダに干してしまうのも良いでしょう。

まとめ

ここまで、雨続きでも洗濯物が乾く干し方についてご紹介してきました。

特に、家族の多い方はこまめに洗濯をしなければならないので、天気の回復を待てない!という方もいるかもしれません。

室内で乾かすポイントが分かれば、晴れたタイミングで洗いたいと思っていた大きなタオルや寝具の洗濯も実践しやすくなりますね。
このコラムが、皆様のお役に立てば幸いです。

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