2020年台風13号クジラの情報をお伝えします。
2020年の台風も8月から数が増えてきて9月は今までにないレベルの大型台風10号が発生しました。
毎年日本の初夏から秋にかけて台風が増えますが、近年台風の勢力は増していく一方です。ここ数年は台風被害も激しくなっていて、住宅の安全性も問題に挙げられる事が増えています。
台風13号クジラの進路予想
例年通りであれば、台風13号の上陸が多いエリアは鹿児島県、高知県、和歌山県あたりです。
そして、上陸してから関西・東海エリアに進んでいって熱帯低気圧に変わる、という事が今までの傾向で多いです。
しかし、2020年の台風は昨年と進路予想なども大きく異なっています。今のところ沖縄・九州から北上し、朝鮮半島へ上陸するという進路が多いのです。
特に、海面温度が30度近くと高いため、熱帯擾乱や低気圧が台風のたまごと変わり発達するスピードが今までとは全く違うものになっています。
大雨・暴風の勢いがどんどん増していく一方です。
そのため2020年の台風13号クジラも注意が必要です。
2020年台風13号の進路予測とともに考えておきたいポイントの見直しです。
そして台風による被害の1つには、雨漏りがあります。
雨漏りの怖い面としては、10年以内の築浅物件でも起こり得るということでしょう。
今回は、台風13号による雨漏り被害の原因や発生場所、
そして雨漏り修理で利用できる火災保険の申請の流れなどを紹介します。
台風13号 kujiraクジラは雨漏りに要注意
台風のシーズンは、1年の中で雨漏りが発生しやすい時期です。なぜなら台風によって建物が破損する可能性が高いためです。
今回の台風13号でも起こりうる雨漏りの原因をまとめました。
・横なぐりの雨
猛烈な風によって物体が飛んできて家にぶつかり、破損してしまうケースがあります。強風による瓦のずれやヒビ、棟板金が外れてしまうといったことも実際にあります。
屋根が損傷するため、そこから雨漏りが発生するのですね。
そして、強い台風のときには風雨が真横から住宅を打ち付けることがあります。
そのため普段は雨に触れない場所、外壁のわずかな隙間や窓サッシの周辺から水が浸入することも珍しくありません。
今までは大丈夫だったという方も、台風が来たときには雨戸をしめたり板で保護したりといった、準備をしておいてください。
雨漏りの発生場所
雨漏りが発生しやすい場所というのは、ある程度決まっています。以下に紹介する場所は普段から点検をして、台風に備えておきましょう。
外壁・・・コーキングの劣化部分
窓周辺・・・サッシの損傷や曲がりによる隙間部分
ベランダ・・・経年による防水機能劣化や排水口の詰まりなど
隙間風が入るようなサッシの曲がりは、台風が来る前に修繕しておきましょう。ベランダの排水口や雨どいの詰まりをなくしておくことも大切です。
ただし、屋根の上に登るのは危険です。ベランダや外壁、窓周辺などは自分で点検も可能ですが、屋根の上はプロに依頼してください。
数年に1度、専門業者による点検がおすすめです。実際に雨漏りが発生してからの修繕費用に比べると、点検費用は安く済みますよ。
台風の雨漏りには火災保険が使える
台風によって雨漏りが発生してしまった場合、火災保険を使って修繕できるケースがあります。
火災保険では、火事だけでなく自然災害も保証してくれます。台風によって自宅が損傷したり雨が吹き込み被害を受けたりした場合には、「風災」として災害認定される場合があるためです。
ですから焦って修繕依頼を出す前に、まずは契約している火災保険を確認してください。保険会社に災害認定されれば、自己負担なしで雨漏り修繕ができます。
では、火災保険が使える場合の申請の流れを紹介しましょう。
台風による雨漏りで火災保険を申請する流れ
以下が火災保険の申請手続きの流れです。
住宅の現状確認
台風による被害を確認しましょう。建物が損壊した場合には、写真を撮って記録します。ただしこのとき、無理に屋根に上ったりはしないようにしてください。無理をせず撮れる範囲で大丈夫です。
雨漏り修理業者へ連絡する
火災保険の申請には被害状況がわかる写真と工事見積が必要です。まずは、雨漏り業者に現地調査と見積もり作成を依頼しましょう。
火災保険申請をする
見積もりが出て工事費用が判明したら、保険会社に連絡をして申請を行ってください。申請は契約者本人が手続きをします。
台風の雨漏り修理に火災保険を使うときのポイント
台風による雨漏りが発生したときには、火災保険を使えば自己負担なしで修理が可能な場合があります。
このときのポイントとしては、知識や実績が豊富で信頼できる業者に調査と見積もりを依頼することです。
火災保険申請のためには、見積書や被害状況を確実に伝える必要があります。その時に的確なアドバイスをくれる業者を選ぶことが大切です。
火災保険の知識が乏しい業者に依頼すると、以下のようなトラブルになるケースもあります。
・火災保険が使えなかったため見送ったらキャンセル料を請求された
・必要な情報を教えてくれなかった
火災保険を使うためには、台風被害による雨漏りを証明できなければなりません。現地調査を短時間で済ませる業者や「絶対に火災保険を使えます!」というような業者は、信用しないようにしましょう。
雨漏りの原因が、経年劣化なのか台風によるものなのかを判断し、的確なアドバイスをくれる業者に依頼するようにしてくださいね。
「雨漏り匠ナビ」では、知識も経験も豊富な業者を紹介しています。いずれも誠実な対応ができるプロばかりですので、お困りのときにはご相談ください。