雨漏り修理を依頼する際、「雨漏り鑑定士」という言葉が出てきたのではないのでしょうか?
ただ、「雨漏り鑑定士」がどのような資格で、その資格を持っているだけで本当に信頼できるのかはわかりませんよね。
そこで、今回は雨漏り鑑定士とはどのような資格なのか、また雨漏り鑑定士は信頼することができるのか、について紹介します。
ぜひ最後までお読みください。
雨漏り鑑定士とは何?
雨漏り鑑定士とは、一般社団法人雨漏り鑑定士協会から認められた資格者のことをいいます。
雨漏り鑑定士と認められるためには、資格の認定試験に合格する必要があります。
雨漏り鑑定士という資格が作られる前は、雨漏り修理はかなり難しいものであり、決まった対処法もなかったため、雨漏り修理をしても解決されない事例が多数ありました。
ただ、雨漏り鑑定士協会が設立されたことで雨漏り修理の事例が溜まり、知識が共有されるようになり、技術者の判断力が高まりました。
雨漏り鑑定士の資格を得るには、建物の基礎知識を問う試験、雨仕舞いと防水・塗装の基礎知識を問う試験、雨漏り診断の実例・実務の3つの試験を受け、合格しなければいけません。
そのため、雨漏り鑑定士の資格を持っている人は雨漏り修理のプロだと言えることができます。
従って、雨漏り修理を業者に依頼する場合は、「雨漏り鑑定士」の資格をもっているところに依頼をすることをおすすめします。
雨漏り鑑定士は本当に信頼できるの?
しかし、雨漏り鑑定士に関して、本当に信頼できるの?と感じる方がいるのも無理はありません。
それは、雨漏り鑑定士の資格が世の中にあまり知られておらず、雨漏りの経験がある人も多くないので、実態が掴めない場合が多くあるためです。
一言で言えば、信頼できる雨漏り鑑定士もいれば信頼できない雨漏り鑑定士もいます。
弁護士など他の資格保持者にも同じことが言えるように、たとえ知識や技術があっても、対応が良いとは限りません。
そもそも会話が成り立たない方や利益を優先して考えてしまう方は、少なからず信頼できるとは言えないでしょう。
そこで、どうやったら信頼できる雨漏り鑑定士を選ぶことができるのかを解説します。
ここでは3つほどコツを紹介します。
信頼できる雨漏り修理業者の選び方
雨漏り修理の業者を選ぶときは、雨漏り鑑定士以外にも注目していただきたいポイントがあります。
これから業者の選び方について3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
信頼できる雨漏り鑑定士を選ぶコツ①:実績がある
1つ目のコツは、実績があるかどうかです。
ホームページや公式サイトを確認し、今まで多くの実績があれば信頼できる要素の1つと言えるでしょう。
実績があれば、すなわち今まで多数の人が雨漏り修理を依頼し、満足してきた結果だからです。
まずは実績の有無を重視しましょう。
信頼できる雨漏り鑑定士を選ぶコツ②:見積もり内容が明確
2つ目のコツは、見積もり内容が明確かどうかです。
信頼できない雨漏り鑑定士は、曖昧に見積もり内容を決めることが多いため、そもそも適正な金額なのかどうかがわかりません。
さらに、どの作業にどれだけの費用が発生するのかが明確でないと、修理をした後に追加で高額な費用を請求される可能性もあります。
そのため、必ず見積もり内容が明確、かつ詳しい雨漏り鑑定士を選びましょう。
信頼できる雨漏り鑑定士を選ぶコツ③:コミュニケーションがきちんと取れる
3つ目のコツは、コミュニケーションがきちんと取れるかどうかです。
信頼できる雨漏り鑑定士は、こちらの要望を親身に聞いてくれますし、心配なことや疑問に思ったことは親身になって答えてくれます。
しかし、雑な対応をする雨漏り鑑定士では、お互いの認識にズレが生じたり、関係が悪くなったりしてしまうことがあるため、仕事を依頼するには好ましいとは言えません。
そのため、いろんなことに答えてくれる雨漏り鑑定士を選びましょう。
まとめ
今回は、雨漏り鑑定士について紹介しました。
雨漏り鑑定士は、雨漏り修理に関して十分な知識と技術力があります。
ただ、雨漏り鑑定士にも信頼できる人と信頼できない人がいます。
もし、雨漏り修理を依頼される場合は、今回の内容を参考にして、信頼できる雨漏り鑑定士に修理を依頼しましょう。