梅雨はさまざまな病気にかかりやすい季節となっています。
雨が多いため、服や髪が濡れてしまい、風邪を引くことが多いかもしれませんが、実はそれ以外にも注意すべき病気が数多くあります。
そこで、今回は梅雨の時期に注意すべき病気を3つ紹介します。
ぜひ最後までお読みください。
梅雨に注意すべき病気①:うつ病
まず、注意すべき病気はうつ病です。
うつ状態になりやすい原因の1つとして、日光を浴びないことが挙げられます。
梅雨の時期は、当然雨が増え外出する機会が減るので、日光を浴びることは少なくなりますよね。
日光はセロトニンの分泌量に大きく影響するのですが、セロトニンの分泌量が少ないとうつ病になりやすくなります。
セロトニンは日光を浴びれば多く分泌され、日光を浴びなければあまり分泌されません。
そのため、梅雨の時期はうつ病になりやすくなると言えます。
特に、一人の世界に閉じこもってしまう方や新入生・新入社員や転勤・異動で環境が変わった方、気圧の変動により頭痛や自律神経系の変動をきたしやすい方は、うつ病になりやすくなります。
雲がかかっていても日光を感じることはできるため、積極的に外出するのが好ましいでしょう。
特に晴れの日は外出しましょう。
また、生活リズムを直したり、悩みがあればそれを人に打ち明けたりすることで、うつ症状は改善される可能性が高くなります。
梅雨に注意すべき病気②:食中毒
続いて注意すべき病気は食中毒です。
梅雨は湿気が多くなり、食べ物の管理を適切に行わないと食中毒になる可能性があります。
湿気が多いと菌が繁殖しやすくなるため、管理が雑になっている場合には注意が必要です。
特に、食材や総菜の買い置きをよくする方は注意しましょう。
食中毒は場合によっては命に関わることなので、軽視せずにきちんと対策をするようにしましょう。
梅雨に注意すべき病気③:気管支喘息
最後に注意すべき病気は、気管支喘息です。
梅雨の時期は、もともと喘息を持っている人の症状が悪化することもありますし、初めて喘息を発症する人もいます。
すぐに効果の出る対策はあまりありませんが、こまめな掃除は欠かせません。
また、布団の乾燥なども対策としては考えられるでしょう。
そして、何よりも大事なのは規則正しい生活を送ることです。
いくら掃除をしたり布団の乾燥をしたりしても、規則正しい生活が送れなければ喘息になる確率が高まります。
もし、喘息かな?と感じたらお早めに医療機関を受診するようにしましょう。
まとめ
今回は梅雨の時期に注意すべき病気について紹介しました。
うつ病、食中毒、気管支喘息の3つには特に注意しましょう。
そのほかにも梅雨になりやすい病気はいくつかあるので、健康には留意して過ごすようにしてください。