0800-200-1038

「雨漏り鑑定士」在籍の防水・塗装専門業者
雨漏り修理・塗装の相談ダイヤル

コラム

屋根のドーマーからの雨漏り

ドーマーとは何かご存知でしょうか?

聞いた事がある方もみえると思いますが、ほとんどの方が、何のことを指しているのかわからないのではないかと思います。
もしかしたらご自宅にドーマーがあるかもしれません。そんなドーマーについて詳しく見ていきたいと思います。

ドーマーとは、屋根から突き出すような形で設置されている小さな三角屋根の屋根窓のことを指しています。

普通のフラットな屋根よりもお洒落な外観に見え、洋風を好む方には魅力的に感じられるでしょう。

そもそもドーマーは、ヨーロッパでは伝統的なものであり、ドーマーがあることでお洒落で個性的な街並みを演出しています。

ドーマーは、英語のdormerからきており、屋根窓という意味になります。外観にこだわりがある方や、ヨーロッパ風の外観が好みなど、見た目を重視してドーマーを取り付ける方もおられると思いますが、外観が良くなるだけでなく、住宅にとってのメリットを考えて取り付ける方も多いです。

ドーマーを取り付けるメリットは、まず屋根から日の光を取り入れることができることです。

住宅の中で1番太陽の光を浴びる所は屋根にあたると思いますが、その光を直接取り入れることができるので、吹き抜けがあるお宅であれば、天井をなくすことでドーマーからの日の光により一気に明るくなるでしょう。
日当たりが悪い場所に建っている場合でも、ドーマーを利用すれば明るさを手に入れることができます。
暗い室内よりも明るい室内の方が気持ちも明るくなりますし、太陽の光を感じることはとても良いことです。

また、屋根裏を利用したいとお考えの方にもドーマーは有効的で、屋根裏となると暗く湿気がこもるイメージがあると思いますが、明るくなる上に湿気の解消にも繋がり、カビ対策にもなるでしょう。

開閉式のドーマーであれば、風通しもよくなり空気の入れ替えも可能となります。形は違いますが、屋根に沿って取り付ける天窓も同じような効能があると言えます。

このように大きなメリットのあるドーマーですが、最大のデメリットとなることがあります。

それは、雨漏りの原因になりやすいということです。
建物にとって、建材と建材の繋ぎ目となる部分である取り合いは、隙間を完全になくすために、業者の方も特に力を入れている部分だと思いますが、日々の紫外線や雨風、台風などの自然災害の影響などにより経年劣化は必ず起こってしまいます。
施工不良による雨漏りの可能性もゼロではありませんが、ドーマーは繋ぎ目も多いため慎重に丁寧に施工すること、また施工業者の方の経験も大きく左右するものとなります。
取り合いの他に雨漏りの原因となる箇所については、ドーマーの屋根の種類や形状にもよりますが、板金でカバーされている屋根のトップ部分である棟です。
固定している釘が浮いてくると隙間ができてしまうため、そこから雨水が浸入してしまう恐れがあります。ですが、下地には防水処理がきちんと施されているためすぐに雨漏りが発生するわけではありませんが、経年劣化により釘が浮いた場合は、下地も同じように劣化している可能性がありますので注意が必要です。

棟というのは、建物の最も高いところに位置しているため、紫外線や雨風の影響を避けることはできません。

そのためしっかりと施工が行われているはずですが、メンテナンスは必要不可欠な場所となります。
釘が浮くだけではなく、棟の板金が剥がれてしまうと大変危険ですので、築年数の経過や何らかの異変に気付いた際は、早急に専門の業者にみてもらうようにしましょう。

板金は、本来の屋根とドーマーの屋根の接合部分にも使用されており、こちらは棟部分と違い谷のような形状で取り付けられているため、雨水が多く流れる通り道となります。

雨の影響により劣化すると、サビや歪みが生じてきます。劣化症状が酷くなった場合、穴が開いてしまえば雨水は浸入しますので、下地の劣化にも影響を与えることになります。

そしてドーマーと言えば窓です。

通常の住宅の窓と同じように、サッシまわりは紫外線や雨風の影響を受けやすい場所となります。
屋根の上となると尚更受ける影響は大きくなるため、通常の窓よりも注意が必要となります。
窓には左右に開閉するタイプ以外に、ルーバー窓またはジャロジー窓と呼ばれるジャバラのような形状の窓がありますが、ドーマーに使用するのは避けた方がよさそうです。
サッシまわりというよりガラスとガラスの間の密着性が低く、雨風による影響で隙間ができてしまうと、雨水が浸入してしまいます。雨漏りというより、直接雨水が室内に入りかねないので、あまり使用しない方がいいでしょう。

ドーマーに対してあまり知識が深くない業者も多いですので、ドーマーを取り付けたい場合や点検メンテナンスなどは、実績のある経験豊富な専門業者に依頼するようにしてください。雨漏りなく、快適で安心して暮らせる家を目指しましょう。

お問い合わせ

必須お問い合わせ内容

必須お名前

必須お名前

電話番号


お急ぎの方は電話でのご相談が一番早く修理できます。

必須メールアドレス

ご住所

都道府県

市区町村番地

マンション・ビル名

雨漏りで気になる事、箇所、ご質問などお書きください。

お問い合わせのきっかけは?



雨漏り鑑定士が対応

雨漏り修理のご相談はこちら!

※相見積もりや、他社の見積もりに不安がある方も遠慮なくご相談ください。優しいスタッフが1つ1つご質問にお答えいたします。

雨漏り修理は騙される前に相場を確認しましょう!

各地域の雨漏り修理費用の相場

北海道地方 北海道
東北地方 青森県 岩手県 秋田県 宮城県 山形県 福島県
関東地方 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県
中部地方 山梨県 長野県 新潟県 富山県 石川県 福井県 静岡県 愛知県 岐阜県 三重県
近畿地方 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県
中国地方 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県
四国地方 香川県 愛媛県 徳島県 高知県
九州・沖縄地方 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県

-コラム

Copyright© プロが語る雨漏り対策とは?台風・ゲリラ豪雨に備えよう! , 2024 All Rights Reserved.