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陸屋根は防水工事とメンテナンスが重要!施工方法と費用を解説します

2020年5月1日

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陸屋根のメリット・デメリット

陸屋根(ろくやね・りくやね)とは、陸=水平の屋根という意味で、オフィス・マンション・ビルに見られるような平らな形状の屋根のことです。
近年建てられた一般住宅にもフラットな屋根を持つおしゃれな家は多くなりました。

ここでは陸屋根のメリットとデメリットをみていきましょう。

陸屋根のメリット

① 際立つデザイン性

キューブ型の外観はさながら芸術家のアトリエやスタイリッシュなショップのようです。
堅固な力強さと無駄のないシンプルさを感じられる構造が若い方々を中心に支持されています。

② 屋上部をスペースとして活用可能

陸屋根は屋上をスペースとして活用できるよう設計されていることも多く、見晴らしの良い「庭」としても機能させることができます。

常に太陽光が降り注ぐので、物干し場や家庭菜園もしやすく、太陽光発電装置の発電量も比較的多くなります。

③ 屋上のメンテナンス、点検が容易

滑り落ちるリスクが無いため点検やメンテナンスの際に足場代が発生しません。

また、屋上をスペースとして活用する場合には階段などですぐに上がれる構造のため、日常的な点検がしやすいと言えます。

デメリット

① 最上階が蒸し暑い

屋根には太陽光が絶えず降り注ぎます。

他の屋根の場合は屋根裏にスペースを作り、通気性を確保することで、下部の居住階の気温・室温を快適に保っています。
しかし、陸屋根は屋根裏がないので、どうしても直下の最上階が蒸し暑くなってしまいます。

② 水はけが悪く、排水能力も高くはない

当然のことながら、屋根が水平なので、雨は自然に流れ落ちていきません。

大雨の後などは屋上部に水が残ることもあります。そのため、他の屋根よりもしっかりとした防水工事を施す必要があります。

陸屋根の防水工事5選

ここからは、陸屋根に施工できる防水工事を紹介していきます。防水工事の特徴や費用を知りたい方は、チェックしてくださいね。

塗膜防水(ウレタン防水・FRP防水)

防水塗料を屋根に塗ることで防水塗膜による層をつくります。
液体を塗る工法のため、排水溝まわりや障害物の多い複雑な形状の場所であっても対応できます。継ぎ目ができないため、水の浸入リスクを低く抑えることができます。

① ウレタン防水(樹脂製塗料)

樹脂性なので弾力性に優れ、価格も比較的安く、場所を選ばず工事しやすいのが特徴です。ただ、強度は決して高くないため、よく人が出入りして歩いたり活動したりする場所にはあまり向いていません。

単価 3,000円〜7,500円
工期 3日〜10日
耐用年数 10年〜13年

工事中臭いが発生する。乾燥に時間がかかる。

強度が高くないので、スペースとして活用しない屋根に向く。

② FRP防水

FRPは特殊なガラス繊維のシートに液体の樹脂を組み合わせた防水工事です。塗膜によって防水層を作るため、継ぎ目がなく、防水性が高いというメリットがあります。

FRPは身近なところでは、浴槽・貯水槽・船体・プール・屋上駐車場にも使われています。錆びや腐食に強く、軽量なので建物への負担も少ないというメリットもあります。

ただし、伸縮性がないため、湿度の変化で伸縮しやすい木造の建物に施工するとひび割れてしまうことがあります。

単価 4,000円〜8,000円
工期 1日〜3日
耐用年数 10年〜12年

木造家屋には地震などによりひび割れリスクが高いため向きません。
紫外線にも弱いので、トップコートの塗り替えが必須。

高強度!屋上を家庭菜園や憩いの場にして頻繁に出入りするスペースとして活用する場合におすすめ。

シート防水(塩ビシート、ゴムシート)

シートを貼ることで屋根の上に防水層を作ります。
熱や紫外線に強く、高耐久・安価でコストパフォーマンスの高いのが特徴です。

リフォームの際など、もともとの防水層を形成していた下地の上にそのままかぶせることができるため、下地の影響を受けず工事が可能です。

③ 塩ビシート

シート防水の主流がこちらで、塩化ビニール樹脂系のシートを使用します。
優れた耐久性を持ち、軽量で柔らかく、屋根の使用も建物への負担が少なめです。

単価 3,000円〜7,500円
工期 1日〜4日
耐用年数 12年〜15年

シートなので複雑な形状の場所がある場合は覆うのが難しい。

施工時の臭いはなく、短い工期で下地も選ばないのでリフォームに向く。

④ ゴムシート

現在は主に応急処置など限定的な使用のされかたが多い防水方法です。
タイヤのように黒く、塩ビよりも薄く、耐用年数も短い分リーズナブルな価格です。

単価 3,000円〜5,000円
工期 1日〜4日
耐用年数 10年〜12年

カラスなどについばまれて破れる鳥害に注意。

応急処置やあまり立ち入らず、目にしない陸屋根のリフォームに。

⑤ アスファルト防水

合成繊維不織布を貼り、そこにアスファルトを含ませて厚い防水層を形成する複合方式です。防水性・耐久性に優れており、メンテナンスの回数を比較的少なくできる方法です。古くから用いられた技術で、信頼性も高いです。

単価 5,000円〜8,500円
工期 7日〜10日
耐用年数 20年〜30年

施工時の悪臭、重量がある。

主に新築時に施工します。鉄筋・鉄骨製建築で、マンション・ビルなどの広い面積の陸屋根におすすめ。

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陸屋根から雨漏りしないためのメンテナンス

陸屋根はおしゃれで便利ではありますが、勾配がないので雨が排水されにくいという一面もあります。

そのため、日頃から陸屋根の防水や排水機能をチェックすることが大切です。
ここでは陸屋根の点検方法をお伝えします。

トップコートの塗り替え

防水コーティングの仕組みは、下部の防水層+上部のトップコートで出来ています
トップコートの役割は、常に降り注ぐ太陽光の紫外線による表面部の劣化から防水層を守り、防水性能を維持することです。

トップコートの塗り直しの目安は5年に1度。しっかりとメンテナンスを行えば、防水層を長持ちさせ、補修にかかる費用を抑えることができますよ。

ドレン(排水口)の点検・掃除


屋上に降った雨は、ドレンから排水される構造になっています。このドレンに詰まりが生じると、室内に雨が漏れたり、オーバーフローしてしまったりするリスクが生じます。ドレンは定期的に確認し・時にはカバーを外して内部を清掃してください。

プランターなどの家庭菜園を行っている場合は流れ出る土や葉が多くなるので、より頻繁に確認を行うことで、詰まりのリスクを低減させられるはずです。

ひび割れ、めくれがないか確認


ひび割れや接合部のめくれなどが生じると、水が入り込んで雨漏りにつながってしまいます。屋上の平らな床面はもちろん、ドレン周辺など形が複雑なところ、床と壁の境目(立ち上がり部分)にも注意が必要です。

まとめ:陸屋根はこまめなメンテナンスが大切!

陸屋根はデザイン性が高く、屋上スペースが活用できるモダンな特徴を持つ一方で、防水メンテナンスが非常に大切になります。
日々のセルフチェックと定期メンテナンスを行い、何か気になる点をみつけたらすぐにプロの防水業者に相談する事をおすすめします。

また雨漏りでお困りの事がございましたら、雨漏り匠ナビまで遠慮なくご相談ください。

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