雨漏り修復工事をしたのに、また雨漏り!
何度雨漏り修復工事をしても、また雨漏りをするけど、そんなに雨漏りしやすい家なのかな?
そんなことはありません。
雨漏りの再発の原因はほぼ100%と言っていいほど、粗悪な防水工事業者による施工不備です。
経過年数により自宅やビルなど建物が劣化して雨漏りが起こることはもちろんあります。
ただ、一度雨漏り修理をしてもまた雨漏りしたとしたら、選んだ防水工事業者が悪いと断言できます。
どのような防止工事施工不備で雨漏りが再発するのでしょうか?
優良な雨漏りをピタッと止める防水工事業者とは?見ていきましょう。
雨漏り防水工事の施工不備
自宅もビルもマンションも、建物を建てるときには、さまざまな業者が携わり、それぞれの設備や工法、溶剤や職人をもちいて建設していきます。
建物の設計段階からかなり複雑な場合も多く、建物ごとに特性ややるべき施工方法が異なります。
その個々の特性に完全に対応したり、見極めることが難しい場合に、防水工事業者も施工不備という問題を起こします。
もちろん、最初から安さを売りにしていて、施工は手を抜くというスタンスの防水工事業者も多いのも現実です。
もう雨漏り工事にお金をかけたくない!
自宅やマンション、ビルの建設時の防水工事を行った業者が、優良業者であるという自信があれば、最初の雨漏り補修工事はその業者に相談しても良いかもしれません。
ただ、2回目となると1回目の業者は避けたほうが無難です。
1回で雨漏りと止めてくれる優良な防水工事業者をしっかり確保し、常に建物の悩みはその防水工事業者に相談できる状態にすることが大切です。
大手ハウスメーカーや大手不動産は何社も下請けを挟みます
大手ハウスメーカーや大手不動産業者に防水工事を依頼するのはNGです。
なぜなら、大手ハウスメーカーや大手不動産には防水工事のノウハウは無いのです。そのため、ほとんど下請けに外注します。
会社が大きければ大きいほど、第一次下請け、第二次下請け、第三次下請けのように中間マージンばかり引かれて、お客様が支払った金額にみあう丁寧な防水工事は、末端の現場では叶わないのです。
それなら、どこに相談するの?
下請けをいくつもはさむ業者より、ローカルな防水工事業者でも元請けでお客様と直接やり取りをする防水工事業者を選びましょう。
この場合、元請けと施工する業者が一緒なので、責任の所在もはっきりすることから、大手よりしっかり丁寧に防水工事を行ってくれます。
ローカルの防水工事業者とは言っても、優良業者を見分けられない
地元の防水工事業者で優良防水工事業者と粗悪な防水工事業者との違いは、主に下記から判断できます。
優良防水工事業者
現場を見て、必要なら屋根にも上がって雨漏り原因をピンポイントに明言した上で見積もる
この時、屋根や外壁の表面だけでなく、内側の構造も考慮して見積ったり原因特定している
高所作業の経験値も高く、熟練職人を保有している
万が一、屋根に傷がついた、外壁が汚れたなどの不備が発生しても誠実に対応してカバーする
上記を行ってくれる優良防水工事業者を選べば、再度雨漏り修繕工事をすることはないでしょう。
見積りをするのに、サイト上だけ、写真だけ、部屋でのお話だけで金額を出してきた場合、まず粗悪な防水工事が行われると思ったほうが良いでしょう。
優良業者は90%以上の確率で雨漏り原因を特定してから見積りを出す
目視調査 実績や経験値が多いほど、現場を直接見て雨漏り原因を特定できます
散水調査 雨漏りと同じ状態を再現して調べるため水道代がかかります
発光液調査 蛍光増白剤という発光液で原因を調べる方法です
赤外線サーモグラフィー調査 温度で雨漏りをすることにより冷えている箇所を見つけます
上記は、目視調査以外ほとんどの防水工事業者が数万円~数十万円で有償対応する調査です。
目視調査で雨漏り原因を特定してくれるのが、一番コスパが良いですね。
目視調査で雨漏り原因が特定できない場合は、再発するよりはかなり安く済むため、散水調査を行いましょう。
雨漏りは放置すると湿気の温床となりシロアリがわくことも多いです。
雨漏り原因の詳細を説明できない防水工事業者は避けましょう。
また、他社の見積金額を伝えたら10万円以上金額を下げてきた場合も、悪質防水工事業者の可能性が高いです。
以上を踏まえて、何十年でも安心して建物の相談をできる地元の優良防水工事業者を見つけて下さいね。