毎日ランニングをすることを日課にしている人もいます。
ランニングはほとんど準備が要らず、走れる場所があればできてしまう手軽な運動なので、多くの方に人気を集めています。
しかし、雨が降ってしまうとランニングに行くのをやめてしまい、何日間か雨が続くと習慣そのものが崩れてしまい、運動不足に陥ってしまう懸念点もあります。
そこで、今回は雨の日にランニングを行うメリットについて理解をしてもらい、ランニングの習慣が途切れないようにしていきましょう。
ぜひ最後までお読みください。
雨の日にランニングを行うメリットとは?
雨の日に行うランニングには、3つのメリットがあります。
・ランニングが習慣になる
・快適にランニングを行うことができる
・マラソン大会の対策になる
それぞれ解説します。
ランニングが習慣になる
1つ目のメリットは、ランニングが習慣になる点です。
冒頭でも述べたように、雨の日にランニングをしなかったことで、ランニングを習慣にすることができず、挫折してしまうことが多く考えられます。
その逆を考えてみると、ランニングを習慣にすることができます。
雨の日でもランニングをすることで、毎日欠かさずランニングをすることが習慣となり、運動習慣を作ることにつながります。
雨の日では体が濡れるので、少し嫌な思いをするかもしれないので、晴れの日と同じ距離を走る必要はありません。
多少短くても良いので、とにかくランニングをすることが大切です。
雨の日でも5分でも10分でもランニングをするようにしましょう。
快適にランニングを行うことができる
2つ目のメリットは、快適にランニングを行うことができる点です。
「え、雨が降って体が濡れるから嫌じゃん…」と思われる方もいるでしょう。
しかし、特に夏場では、気温が高く走るのには適していない天候の時もあります。
ひどい場合には熱中症や脱水症状を引き起こしてしまう可能性もあり、走るのに適しているとはいえません。
ただ、雨の日では晴れの日ほど気温が上がることはありません。
そのため、夏場では晴れの日よりも快適にランニングができるともいえるでしょう。
また、雨が降れば湿度も高くなります。
湿度が高くなった方が呼吸がしやすいため、ランニングに適している天候だといえます。
マラソン大会の対策になる
3つ目のメリットは、マラソン大会の対策になる点です。
ランニングをしている人が全員マラソン大会に出るわけではありませんが、マラソン大会への出場も視野に入れてランニングをしている方も多くいるはずです。
そんなマラソン大会ですが、ちょっとの雨では中止にならず決行されます。
その際、雨の日の練習をしていないがために、いつもの調子が出ず、思うような結果が得られない場合もあるでしょう。
なので、大会当日に雨が降ることも予想して、日頃のランニングでも雨が降った環境で練習をすることが大会への対策になります。
雨の日にランニングを行う際の注意点
しかし、雨の日にランニングを行う際、晴れの日とは状況が違うのでいくつか注意点があります。
今回は、特に注意すべき3つの点を紹介し、安全に雨の日のランニングを行っていただきたいと考えています。
転倒の恐れあり
1つ目の注意点は、転倒の恐れがあることです。
雨の日は当然路面が濡れています。
そのため、滑りやすくなっており転倒してしまう可能性があります。
特にマンホールや側溝、横断歩道の白線は滑りやすいので注意が必要です。
なるべく滑りにくいような靴を選んでランニングをすると良いでしょう。
視界が狭くなる
2つ目の注意点は視界が狭くなる点です。
雨の日は、晴れの日と比べ暗くなっており、さらに雨が邪魔して前が見づらくなるなど、いくつかの要因が重なり視界が狭くなります。
そのため、接近している人や自転車、自動車に気づかないことがあり、最悪の場合衝突事故を引き起こしてしまうかもしれません。
それで運動ができなくなっては意味がありませんし、自動車との接触の場合、大怪我をしてしまう可能性もあるかもしれません。
そのため、普段よりも周りに気を付けて、衝突しないように心がけることが必要です。
また、周りから気付かれやすいようにしておくことも衝突事故を避ける上でのポイントと言えます。
体温が下がりやすい
3つ目の注意点は体温が下がりやすい点です。
雨に濡れてしまうと体温が下がって、体が冷えやすくなります。
体が冷えると風邪を引く原因になるので、注意が必要です。
なるべく全身を覆った格好でランニングをする、終了後は速やかにお風呂に入るなどして、冷えに対する対策を行うことが必要です。
まとめ
今回は、雨の日のランニングについて解説しました。
晴れの日にランニングを行うだけでなく、雨の日にランニングを行うことも非常に大切です。
特に、ランニングを習慣化したい方やマラソン大会に出場する方は、ぜひとも雨の日もランニングをしてみてください。