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雨漏りを直すお金がない!放置が危険な理由と業者選びのコツを紹介

2020年5月15日


普段生活をしている中で、突然「電気がつかない」「水が出ない」などのトラブルが発生したとき、どうされていますか?

大抵の方は、「このまま放っておいてはまずい!」と緊急性を感じ、すぐに専門の業者を呼び対処するのではないでしょうか。

雨漏りの場合は、緊急性を感じないために放置してしまったり、自己流の応急処置だけで終わらせてしまったりする方が多くいらっしゃいます。
雨漏りは水さえ受け止めておけば目立った被害に直結しにくいという印象があるからかもしれませんね。

しかし、雨漏りには目に見えない危険が多く潜んでいるのです。

今回のコラムでは、雨漏りを「お金がない」「面倒くさい」などの理由で放置すると、何が危険なのかを解説していきます。
ついつい雨漏りトラブルを後回しにしている方は、ぜひ最後までお付き合いください。

こんな方におすすめ

  • 雨漏りしているがお金がないから修理を先延ばしにしている方
  • 雨漏りの修理を自己流でなんとかしたいと思っている方
  • 雨漏りの修理費用を節約したい方

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雨漏りはお金がないときでも放置は厳禁

雨漏りに気づいていても、雨が止めば落ち着くので様子見をしている方もいるのではないでしょうか。
また、雨漏り修理はお金がないときには大きな出費になってしまうので、躊躇してしまう人もいるかもしれません。

天井から雨水がしたたり落ちている訳ではないから、まだ大丈夫!」と思いがちですが、雨漏りを軽く判断してしまうのは大きな誤りです。
雨漏りの被害は、目に見えない場所でも日々進行しているのです。

雨漏りを放置することで、室内に水が漏れる以外にも深刻な被害が出ることがあります。

建物の急速な強度劣化

雨漏りにより、家を支える柱や下地も湿った状態になります。

雨漏りを放置していると腐食が進行し、通常であれば数十年もつ建物も、わずか数年で建物全体のリフォームが必要になるケースもあります。

また腐食により、建物の強度が低下するため、地震や台風などの自然災害で建物が倒壊する危険性が高まります。

カビやシロアリなどの二次被害

雨漏り被害は、雨漏りが直接の原因となる一次被害と、雨漏りを放置したことにより発生する二次被害に分かれます。特に二次被害は、建物だけでなく人体にも影響を及ぼすため注意が必要です。

シロアリの被害
シロアリは、湿った柔らかい木材を好むため、雨漏りを放置するとシロアリを寄せ付けやすくなってしまいます。
シロアリが床下や柱などに巣を作ると、あっという間に木材は食い荒らされて脆くなり、家を支えるのが難しくなることも。

シロアリ駆除に費用がかかるだけでなく、家の耐震性にも悪影響なので、雨漏りを放置しないことが重要です。

カビの発生
雨漏りを放置していると建物に湿気がたまるため、カビが発生しやすくなります。
また、壁や天井のクロスにシミができて、残ってしまうことも少なくありません。

カビを放置していると増殖し、アレルギーなどの体調不良を招くおそれがあります。
特に小さなお子様やご高齢の方がいる場合、注意が必要です。

雨漏りの応急処置はさらなる出費を招く

雨漏りの修理は、専門知識を持った業者でも難しいと言われるほどの作業です。

最近ではインターネットでもDIYの雨漏り対処法が紹介されているため、プロの業者に頼まずに費用を安く抑えようとする方もいらっしゃいます。

ただ、それは大きな間違いです!
ここでお伝えするのは、応急処置の危険性です。

応急処置で雨漏りが解消されたように見えても、目に見える部分を処置したにすぎません。

他の場所から雨水は入ってきていないか?」「処置したことで水の流れが変わり、悪影響を及ぼしていないか?」などの確認作業は雨漏りの知識がないと難しいでしょう。

齊藤
応急処置では、あくまでも雨漏りの進行速度を遅らせるものと考えてください。

目に見えるところに雨漏りの症状が出なくなることで、気がつかないうちに建物の劣化が進んでしまうという最悪のケースも想定しておきましょう。

お金がないから雨漏り修理を安く抑えようと応急処置を行っても、根本的な雨漏りの解決にはなっていません。
結局、後から業者を呼ぶと雨漏り被害が進行した分、高額な修理費用がかかるケースがほとんどです。

そのため、雨漏りは見つけ次第、早めにプロの業者を呼ぶことが1番の節約法といえます。

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雨漏り修理業者を選ぶときに失敗しないコツ5選

雨漏り修理業者といっても、値段だけで決めるわけにはいかないし、ホームページを見てもどこも良さそうに見えてしまうかもしれません。
そこで、専門的な知識が無くても失敗しない雨漏り修理業者選び5つのポイントを紹介します。

① 複数の業者から相見積りを取る

雨漏りの修理費用は、建物の状態や材質、腐食状況などによりかわってきます。
また業者ごとに材料や作業内容が異なるため、同じ建物でも料金が同じということはありません。

そのため、必ず複数の業者に見積りを出してもらい、費用の相場を把握することが重要です。

その上で「なぜ安いのか?」「修理後のアフターフォローや保証は含まれているのか?」など気になったことはすべて質問してみましょう。

信頼できる業者であれば、丁寧に分かりやすく答えてくれるはずです。

② 作業内容ごとに金額が記載されている

見積りについても注意しなければならないポイントがあります。

業者の中には、「雨漏り修繕一式」などと詳細が全く分からない見積りを出してくるところもあります。

これは細かく項目ごとに単価を出さないことで大幅な利益を出そうとしているか、しっかりとした事前調査を行っていないため詳細が出せないなどの理由が考えられます。
あるいは、金額が安い場合には手抜き工事をされるリスクもあります。

見積りに詳細が載っていなければ質問をすることもできません。
金額の話をうやむやにする業者は悪徳業者のケースが多いので要注意です。

③ 丁寧にわかりやすく説明してくれる

雨漏り解決のためには、原因を究明することと、適切な修理が必要不可欠です。

そのため、雨漏りの原因や対処方法などを丁寧に分かりやすく説明してもらうことは、1番重要なポイントです。
また、分かりやすく説明ができるということは、しっかりとした知識を持っていることの証明でもあります。

④ 知り合いや知り合いの紹介は避ける

「古くからの友人だから!」「信頼できる〇〇さんの紹介だから!」という理由だけで業者を決めてしまうのは絶対に避けてください。

気心の知れた友人だからこそ、悪いことや改善して欲しいことは言いづらいものです。

齊藤
せっかくお金を払って業者に頼むのですから、遠慮なく要望をしっかりと伝えられる業者を選びましょう。

⑤ アフターフォロー体制が整っている

残念ながら、雨漏りは適切な修理をしていても再発することがあります。
例えば、雨漏りの原因となる箇所が複数に及んでいたり、別の箇所が劣化していたりすることがあるからです。

また、雨漏りは屋根だけではなく、外壁、雨樋、サッシ周り、ベランダなどさまざまな場所で発生するものです。
そのため「以前直した場所とは別の場所から雨漏りした」というケースもよく聞かれます。

雨漏りの再発に備えて、アフターフォロー体制が整っているプロの業者を選ぶことは重要です。
業者選びに迷ったら、雨漏り匠ナビまでぜひご相談くださいね。

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