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コラム

台風に備えてするべきことは?起こりうる被害と事前にできる対策・準備を紹介

2020年10月9日

日本は7月から10月にかけて、台風が多く発生します。
近年、台風に伴う大雨や強風により甚大な被害が出ることも少なくありません。

今回は、台風により引き起こされる被害や事前に行っておきたい対策について紹介します。

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台風の接近に伴い発生しうる自然現象と注意点

台風は大雨や強風を伴うケースが多いため、その影響でさまざまな被害を引き起こします。
考えられる現象は以下の通りです。

大雨


台風がもたらす雨は短期間のうちに広範囲に渡り雨量も多いため、河川が増水したり堤防が決壊したりするなどの水害(洪水や浸水)が発生しやすくなります
近年では治水工事が進んでいるため大きな河川の氾濫は少なくなっています。

しかし、都市部では河川の周辺地域の開発が進むことで保水(遊水)機能が低下し、水害に占める都市部の被害の割合は増加傾向にあります。

洪水・内水


台風による大雨で河川の流量が異常に増加すると堤防の浸食や決壊、橋の流出などにつながります。
大雨は洪水(河川の水が堤防を越えることにより起こる氾濫)を引き起こすだけでなく、土石流やがけ崩れなどさまざまな水害をもたらします。

また、市街地内を流れる側溝や排水路、下水道などから水があふれる水害を、「内水(浸水害)」と呼びます。

暴風


熱帯低気圧が発達した台風の周辺では、暖かい空気が流れ込み大気の状態が不安定です。そのため活発な積乱雲が発生して竜巻等の激しい突風を伴うこともあります。
台風の勢力の強さは最大風速をもとに「強い」「非常に強い」「猛烈な」の3段階に区別されます。

台風の強さの階級分け
強い:最大風速が33m/s(64ノット)以上~44m/s(85ノット)未満
非常に強い:最大風速が44m/s(85ノット)以上~54m/s(105ノット)未満
猛烈な:最大風速が54m/s(105ノット)以上

平均風速15~20m/sでは、歩行者が転倒したり、高速道路での車の運転に支障が出始めます。
さらに風が強くなると建物の損壊や農作物への被害、交通障害など、社会に甚大な被害をもたらします。

また、風で飛ばされてきたもので電線が切断されて停電したり、最大風速が40m/sを超えると電柱が倒れたりすることがあります。
そのほかビルの上の看板が転倒したり屋根が吹き飛ぶなどの恐れがあるほか、強風により車が煽られて横転するなどの危険もあります。

台風が接近しているときは外出は控え、屋内の安全な場所にいることが大切です。

高波


高波は、強風が原因で起きる「高い波」のことを指し、災害を引き起こす可能性があることを示しています。
台風の中心付近では10mを超える高波になることがあるほか、日本から遠く離れた海上にある場合でも、高波が「うねり」となり太平洋沿岸まで伝わってきます
天気は荒れていなくても海岸には高波が打ち寄せることがあるため、台風や発達した低気圧が近づいているときは釣りやサーフィンなどは控え、海岸へ近づかないようにしましょう。

また、高波により海岸沿いの道路で落橋が発生する可能性もあるため、車での通行も避けましょう。

高潮

「高潮」は、台風や発達した低気圧により波浪(高波やうねり)が発生して、海面の高さが異常に上昇する現象です。
短時間のうちに急激に潮位が上昇し、海水が海岸の堤防を超えると一気に浸水し、それに高波が加わるとさらに浸水の危険度が増加します。

台風が接近すると高潮だけでなく暴風・大雨・波しぶきなどで移動が困難となるため、海岸から近い場所に住んでいる方は早めに避難することが大切です。
テレビやラジオで台風情報、高潮警報を確認し、安全に行動できるうちに避難しましょう。

土砂崩れ


土砂崩れとは、意味は急傾斜地にある土砂が、地震や豪雨などによって急激にくずれ落ちることです。
傾斜が急な山が多い日本は、台風や大雨等が引き金となって、がけ崩れや土石流、地すべりなどによる土砂災害が発生しやすい環境にあります。

そのため、家の近くに山や斜面がある方は、台風の際には細心の注意を払い、自主的な判断で避難することも視野に入れておきましょう。

土砂災害の主な前兆としては以下の特徴が挙げられます。

  • がけや地面にひび割れができる、がけや斜面から水が湧き出る
  • 井戸や川の水が濁る、湧き水が止まる、濁る
  • 小石がバラバラと落ちてくる、地鳴り・山鳴りがする
  • 降雨が続くのに川の水位が下がる
  • 樹木が傾く、立木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえる

台風の接近前に準備しておくべきこと

台風は天気予報やニュースで進路やスピードなどがわかるため、事前に対策をしておくことが可能です。
被害を最小限に抑えるために、台風の有無に関わらずできる準備をしておきましょう。

ハザードマップで想定被害を確認

ハザードマップは、災害の場所と被害頻度を予測し、その災害の範囲をマップ上で表した地図です。
地図は災害ごとに分けて作成され、「洪水」「内水」「高潮」「津波」「土砂災害」「火山」などの種類があります。

自身が暮らしている地域が災害時にどれくらいの被害を受けるのか(どの程度の災害のリスクがあるか)を知っておくことは重要です。

台風では、河川の氾濫による洪水、大量の雨水がマンホールや側溝から地上にあふれ「都市型水害」と呼ばれる内水のハザードマップなどを確認しておくと良いでしょう。
ハザードマップでは洪水や内水が発生した場合に被害を受ける恐れのある区域がわかります。また速やかに避難ができるよう、避難時の注意点や避難ルート、災害対応に必要な情報の確認もできます。

マップは各自治体のサイトで見ることができるほか、「地域名+ハザードマップ」などで検索するのもおすすめです。
また、国土交通省ハザードマップポータルサイトでも確認することができます。

避難所の場所・経路の確認しておく


台風に伴う大雨や暴風などの影響により、河川の氾濫や内水、土砂崩れなどが発生する可能性があります。
危険度に応じて避難勧告や避難指示が発令されますが、自身の判断で避難することも視野に入れておきましょう。

避難をする際には、最寄りの避難所の場所、そこまでの安全な経路を把握しておく必要があります。
避難場所は各市町村であらかじめ定められているため、市町村のホームページや、配布しているパンフレットを確認してください。

安全に避難するために、以下のような道や場所は避けた方が良いとされています。

避けた方が良いポイント

  • 道幅の狭い道
  • 古い建物の近く
  • ブロック塀
  • ガラス張りビル
  • 大きな看板
  • 河川
  • 土砂災害危険箇所
  • がけ・落石のおそれがあるところ

備蓄品の補充・非常用持ち出し袋の準備


台風の影響で停電・断水が発生する可能性があります。
その時でも対応できるよう、日ごろから家に飲料水や食料などを備蓄しておくことが大切です。
また、台風や災害情報が収集できるようにラジオの電池の確認、スマートフォンやモバイルバッテリーの充電などもしておきましょう。

備蓄品として最低限必要な量の目安は以下とされています(家族の人数分の用意が必要)。

  • 飲料水:3日分(1人1日3リットルが目安)
  • 非常食:3日分の食料として、ご飯(アルファ米など)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど
  • トイレットペーパー、ティッシュペーパー・マッチ、ろうそく・カセットコンロ など

※ 大規模災害発生時には、「1週間分」の備蓄が望ましいとされています。
※ 飲料水とは別に、トイレを流したりするための生活用水も必要です。日頃から、水道水を入れたポリタンクを用意する、お風呂の水をいつも張っておく、などの備えをしておきましょう。

引用:首相官邸サイト

また、備蓄品の飲料水や保存食などにも消費期限があるため、定期的に入れ替えが必要です。
最近では、備蓄の新しい方法として「ローリングストック」が推奨されています。

ローリングストックとは

ローリングストックとは、普段の食品を少し多めに買い足しておき、賞味期限を考えて古いものから消費し、消費した分を買い足すことで常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つ方法です。
普段の買い物の範囲でできるため費用・時間の負担が減らせる、買い置きのスペースを少し増やすだけで済むなどのメリットがあります。

備蓄品だけでなく、すぐに避難できるよう、必要な日用品を詰めた非常用持ち出し袋の準備も必要です。
非常用持ち出し袋の中には簡易的に食べられる食料品、貴重品、救急用品や衛生用品、軍手、懐中電灯、衣類、下着、携帯ラジオ・電池、防寒具、洗面用具などを入れておくと良いでしょう。
詳しい持ち物については関連記事を確認してください。


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家族との話し合い(防災会議)

災害の発生時、特に日中であれば家族はそれぞれ別の場所にいるケースが多いです。
回線の混乱や停電などの影響により、電話やメールなど連絡が取れない状況も考えられます

そのため、緊急時の連絡方法や集合場所についてあらかじめ決めておくことが必要です。
災害用伝言ダイヤル「171番」やSNSのメッセージ機能を活用する、最終的な集合場所を決めておくなどしてくと良いでしょう。

また、オフィスや学校、買い物など災害発生時にどこにいるかで取るべき対応や注意点も変わってきます。
家族全員で防災について情報を共有したり話し合ってみてはいかがでしょうか

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事前にできる対策

上記の準備に合わせて、台風の接近に備えて家屋にも対策をしておくことが重要です。
以下に事前にできる対策について紹介します。

窓や網戸の補強


突発的な強風や、強風で飛んできた物が窓にあたりガラスが割れてしまう可能性があります。
ガラスのひび割れや窓枠のガタつきがないかを事前に調べ、窓にテープやフィルムを貼るなどして補強しておくのが良いでしょう。
また、万が一窓ガラスが割れたときに備えカーテンを閉め、雨戸がある場合は雨戸も締めておきましょう。

敷地内の物の片づけ

庭やベランダ・バルコニーに置いてある物はなるべく屋内へ避難させましょう。
例えば鉢植えやゴミ箱など、風で飛びそうなものは屋内へ入れるか、大きくて移動できないものは飛ばされないよにしっかり固定するか補強しましょう。

普段外で飼っている犬も屋内へ避難させてください。

排水溝や側溝の掃除・雨どいのメンテナンス


大雨によって道路に水が溜まると、浸水被害につながる可能性があります。
被害の拡大を防ぐためにも側溝や掃除をし、水はけを良くしておくことが大切です。

また、家の排水口や雨どいも詰まってしまうと水害やトラブルの原因となります。
家の中に浸水する恐れもあるため、落ち葉やゴミを取り除いておきましょう。
雨どいは定期的にメンテナンスされていれば良いですが、雨漏りにもつながるため、台風前にはひび割れがないか、金具が取れていないかなどの確認も必要です。

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まとめ:台風は事前の準備・対策を行い被害を最小限に抑えよう

台風による被害は近年増加しており、災害級の甚大な被害も多発しています。
しかし、台風は地震とは違い、事前に進路や強さも予測できるため対策を行う時間もあります。

少しでも被害を抑えるには事前の準備や対策をしっかり行うことが大切です。
まずは命を守る行動を最優先し、大切な家を守る対策も考えてみてはいかがでしょうか。

また、雨漏りは家全体への被害があるほか、人の健康を奪う可能性もあります。
日ごろから家のメンテナンスを行ったり、不安な場所があれば早めに対処するのがおすすめです。

「もしかして雨漏りかな?」と思ったら放置せず、すぐに問い合わせましょう。

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