台風・強風で会社ビルの板金屋根が危ない!
自社ビル、会社のビルで、屋根が写真のような板金屋根の場合、台風や強風で屋根が飛んでいき被害が出たり、雨漏りしたり水漏れする危険性があります。
板金屋根は少なくとも7年以上経過するとサビる、釘が抜ける、劣化するなど危険な状態になりますので、台風シーズンや大雨で損害が発生する前に確認し、優良な板金屋根補修工事業者に依頼しましょう。
自分の会社のビルや自社ビルの屋根を知らない方、または何となく板金だったような、と思い出した方はすぐに確認してみて下さい。
板金屋根と言っても主に3種類あります。下記では、それぞれの板金屋根について説明します。
屋根板金って何?
板金を使用した屋根には3種類あります。
棟(ムネ)板金
棟板金はスレートや金属でできた屋根の頂点となる箇所に設置されている板金です。
屋根材を設置した後に、雨水が中に入らないように被せる工法です。
棟板金の素材
棟板金の素材は「貫板(ヌキイタ)」という板で構成されており、屋根材をおさえる役目をしています。
台風や劣化で、棟板金が飛び、板金屋根も飛んで行ってしまう危険性があります。
谷樋(タニトイ)板金
棟板金の屋根の頂点に被せる手法屋根とは異なり、板金屋根の谷に設置するのが「谷樋板金(タニトイバンキン)」です。
谷樋板金は瓦でできた屋根の場合もよく使用されており、雨や雪などを下に流す役目があります。
水切り(ミズキリ)板金
今回のビル屋上板金屋根に使用されていたのはこの「水切り(ミズキリ)板金」でした。
板金屋根の軒先・壁際に設置する板金で、屋根の隙間から浸水するのを防いでいます。
板金屋根修復の目安
築7年以上のビルやご自宅なら、ほとんどの場合板金屋根の釘が抜けていたり、サビている、ゴミが詰まっているなどの劣化が見られると思われます。
一度点検して状態を確認しましょう。
ビルの使用者や近所の方にご迷惑がかからないよう所有者が危機管理をすることが大切です。