昨今、地球温暖化により台風や豪雨、突風や竜巻などの自然災害が多く発生しています
それにより、多くの被害が世界各地で起きています
地球温暖化が改善されない場合、さらなる被害が及ぶことでしょう
災害が起きた場合に、被害を最小限に抑えられるよう事前の対策を考えましょう
戸建てを購入する際に、建て売りを購入するのか注文住宅を購入するのか選択肢があると思いますが、注文住宅の場合に出来る事前の対策についてお話ししていきたいと思います
家を建てる際の浸水対策について、いくつかありますので見ていきたいと思います
まず、今は各地でハザードマップによる被害予想などを見ることが出来ますので、事前に必ず確認するようにしましょう
家を建てる地域の防災情報から、対策を考えていきます
自然災害には、地震、津波、台風、洪水、竜巻、火山噴火などがあり、それらにより住宅には様々な被害が及ぶ可能性があります
自然災害、それによる二次災害などの観点から浸水対策を必ず行っている地域もあります
対策としては、地盤をかさ上げし高くすることで、周辺の土地よりも高い位置に家を建てることが出来ます
家を建てる際の基礎をあらかじめ高くし、家の床の位置が想定される被害水位よりも高くなるような構造にすることも出来ます
また別の対策としては、家に使われる材料を防水性のあるものにしたり、木材の場合、水の浮力で浮き上がってこないような工夫や強化をすることも出来ます
水害があった場所などによく見られますが、地盤を高くし、さらに防水壁で囲むやり方もあります
100%ではありませんが、家の敷地の外からの水の浸水を防ぎやすくします
全ての対策を施すには費用がかかってしまいますが、安心安全に暮らすにはどの対策が必要か、住む土地を知ることから始めてみると良いのではないでしょうか
建材に出来る対策が多いですが、他にも家を建てる際に出来る対策がまだあります
エアコンの室外機や給湯器を高い位置に設置することや、停電に備えてブレーカーは各階にわけること、コンセントは高い位置に設置すること、家電など壊れてしまう物は低い位置に置かないなど、様々な対策があります
屋根にも工夫が必要です
一般的によく見る屋根は、斜面が2つの山のような屋根だと思いますが、雨などの水害のリスクのことを考えると4方向斜面になっている寄棟屋根にすると良いでしょう
片側だけに水が流れたりすると、どうしても流れていく方向だけに負担がかかってしまいます
ので、劣化の進みも早く浸水リスクが増してしまいます
フラットな屋根はどうかと言うと、こちらも水はけが悪いのが原因で劣化の進みが早くなる為、浸水リスクが増してしまいます
地震に対する対策はどうでしょうか
建物の耐震化が必要となります
ですが、まず建物の前に耐震性を強めるには、しっかりとした地盤が重要となります
地盤がしっかりとしていなければ、どれだけ家を耐震化したとしても、地震により地盤が緩み、家が傾いたり崩れたりしてしまいます
地盤調査というものがあるので、必ず調査することをおすすめします
土地の下は空洞だったなどの理由により、地震の際に家が陥没してしまったなど、最悪な事態が現実に起きていますので、被害に合わない為にも調査は必要です
地盤の緩い場所に建てるのは避けましょう
耐震化に加えて、室内の対策も必要です
家具や家電を固定し、地震の際に倒れてくるのを防ぎましょう
窓ガラスには飛散防止フィルムを使用するか、窓ガラスそのものを地震に強い強化ガラスにしましょう
地震が起きた際に窓ガラスが割れた場合、怪我をしてしまったり、避難が遅れてしまったり、大変危険である為、対策はしっかり考える事が大切です
大きな地震が起きた場合、その後に余震が続くことがあります
度重なる揺れに耐えられる家にして、安心安全な暮らしを送りましょう
大きな災害がいざ起きた際に、冷静ではなかなかいられません
パニックになり冷静な判断が出来ない状態であっても、事前に対策をしておくことによって被害を最小限に抑えられるかもしれません
台風時の暴風に耐えられる家の対策はどうでしょうか
色々な住宅メーカーの情報によりますと、鉄筋コンクリート住宅が圧倒的に台風に強いことが明らかになっているそうです
過去に来た大きな台風で、木造住宅は年数や新築に関係なく、大きな被害を受けていたところ、鉄筋コンクリート住宅の被害はなかったそうです
台風の時は、暴風により屋根の瓦が飛んだり、木が倒れたりと予期せぬことが起こります
ですが、鉄筋コンクリートの外壁に瓦が衝突しても無傷という結果が出ています
これは暮らしていく上で、とても心強い安心材料になると思います
折角建てた家が災害によって壊れてしまうのは、誰もが耐えられないことだと思います
建てる時に費用が高くなってしまったとしても、万が一の時にこれで良かったと思えるのではなないでしょうか
安心して暮らせる家を基本とし、そこから自分の理想の家を建てるようにしましょう