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タイル外壁のメリット・デメリット

外壁材にはたくさんの種類がありますが、大きく分けるとサイディング、タイル、モルタル、ALCが主な種類です。

そこからさらに細かく分類されていますが、住宅を建てる際やリフォームする際など、たくさんの種類があるので何を選んでいいのか迷ってしまうと思います。外壁材それぞれにメリット・デメリットがあるので、デザイン性を重視するのか耐久性を重視するのか、何を重視するかによって選ぶ種類が変わってくると思います。ここで、今回は外壁材の中でもメンテナンスフリーと言われるタイルについて詳しく見ていきたいと思います。

そもそもタイルとは、英語でtileと書き、語源はラテン語でテグラ(tegula)に由来しており、ものを覆うという意味があります。

まさしくこの意味のとおり、建物を覆う外壁や床、浴室や洗面所などに使用されています。広辞苑では壁または床にはる小片状の薄板と説明されており、タイルという名称については、陶板、敷瓦、貼付け化粧瓦など色々な呼び名がありましたが、大正11年にタイルという名称に統一されたようです。
タイルは、粘土または無機質の原料を、水分量などを調整し、成形して焼きあげます。工程としては、湿式製法と乾式製法の2つがあり、出来上がりの味わいや表情に違いがあります。湿式製法で作られたタイルは、焼き物特有の味があり手作り感があります。乾式製法の方は、均一で形通りな物が多く、低コストで大量生産が可能となっています。

ここまでで、タイルについての事はいくつかわかったと思いますが、では、タイルを外壁に使用するメリットは何なのでしょうか。

タイルは高温で焼き上げて作られているため、非常に硬く強度があります。そのため傷もつきにくく、耐久性に優れていると言えるでしょう。吸水率が低いので雨から建物を守ってくれますし、凍害も起こりにくいです。ほとんど劣化することなくメンテナンスフリーと言われています。
またタイルの外壁は、外観に高級感があり、タイル1枚1枚に風合いがあるためデザイン性も高いのが魅力です。

反対にデメリットはどうでしょうか。

やはり外観に高級感が出ておしゃれな家に見えるため、住宅を建てる際など、タイルを外壁にお考えの方も多くいらっしゃいますが、希望通りにいかずに断念してしまう人も多いようです。それは初期費用が高く、一般的な外壁材と比べるとおよそ2倍ほど価格が違ってきます。
タイルはメンテナンスフリーと言われていますが、実際にタイル自体は汚れを取る程度の水洗いで大丈夫なのですが、タイルを貼り付けている接着剤やタイルとタイルの間のコーキングは経年劣化してしまうので、他の外壁材と同じようにメンテナンスは必要となります。メンテナンスを怠ると、接着不良やコーキングの経年劣化により、タイルが剥がれ落ちてしまうということが起こると大変なことになってしまいます。落下したタイルにより悲しい事故などが実際に起きているので、十分に注意することが必要です。適切な素材ときちんとした施工が行われていれば剥がれることはないのですが、施行不良により最悪な事態が起こってしまうことがあります。
また、汚れ等は水洗いで良いですが、地震や何らかの衝撃などにより、ひび割れや破損などが起こることも有り得ます。新しいタイルに張り替える場合は、使用しているタイルによっては同じ物が無い場合があります。

どんな外壁材を使用していても、定期的なメンテナンスは必要ですが、タイルの場合は劣化症状などがある場合は、落下しないためにも早急に必ず点検するようにしましょう。

特に気になる点がある場合は、築年数に限らず点検してもらうようにしてください。高級感があり、実際に他の外壁材に比べると高額にはなりますが、タイル本体のメンテナンスよりもコーキングなどの補修が主となるので、メンテナンス費用は他と比べると安く済むでしょう。

耐久性の高いタイルですが、さらに防水効果を高めるために防水塗装を行うことも可能です。

品質が変わる心配もなく、外壁全体の防水性が増すため、雨漏りなどの心配もより少なくなります。他にタイルの外観をさらに綺麗に見せるためのクリア塗装という塗装があり、タイルに艶が出ます。 クリア塗装はメンテナンスが必要となりますが、外観の美しさをより強化したい場合は、業者の方によく相談しましょう。
皆さんそれぞれ理想の家があると思います。大切なお住まいの外観となると、すぐには決められないものだと思いますが、見た目だけに限らず、それぞれの外壁材の特徴などをしっかり把握した上で選ぶことがとても大切なことだと思います。決して安い買い物ではないので、後悔のないようご自身の希望通りに近いお住まいを建てられるといいですよね。最近では、タイルの外壁でもリーズナブルな価格な所もあるようですので、色々なハウスメーカーを見学し実際に実物を見てから決めるようにしてください。

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