今回は三重県鈴鹿市で雨漏り発生した時に修理を頼む際に、優良業者を選ぶためのポイントを解説していきます。
雨漏り匠ナビ 「雨漏り鑑定士」齊藤
今回は鈴鹿市の雨漏り修理業者を選ぶポイントを解説します。
三重県鈴鹿市は人口19万人以上もの方々がお住まいになられている地域ですが、人口の多さに比例して雨漏り修理のトラブルも相次いでいます。特に、降雨量が増える6月~10月では、鈴鹿では古い建物も多かったり、台風被害も多い地域のため悪質業者に狙われやすくなります。
また最近では強大な台風の上陸やゲリラ豪雨によって、雨漏りする建物も増えている事から悪質な修理業者の営業活動が盛んになっているのが現状です。
もし、今すぐにでも雨漏り修理を頼みたいとお考えでしたら、一度落ち着いてこのページで解説する鈴鹿の雨漏り修理業者の選び方をしっかりチェックして頂ければと思います。
鈴鹿で悪徳雨漏り修理業者を見抜く4つのポイント
鈴鹿市内で雨漏り修理の業者はたくさんいますが、まずは、選んではいけない業者の特徴を解説していきます。
訪問販売による雨漏り修理業者
鈴鹿の雨漏り修理業者で営業方法が、訪問販売の場合は要注意です。
突然、チャイムが鳴って出てみると「近くで工事をしているものですが、屋根の瓦が割れてて、危なかったので声をかけました。」という具合に親切を装ってやってくる事があります。
もちろん鈴鹿である訪問販売のすべてが悪いわけではないのですが、
国民生活センターに寄せられる住宅トラブルに関する相談は年間5000件以上。
その中でもリフォーム関係のトラブルは訪問販売で契約されたものが非常に多いのです。しかも、毎年訪問販売によるトラブルは増加しています。
他にも「鈴鹿市からやってきました。ゲリラ豪雨の関係で今無料点検で見て回っています。」
と、鈴鹿市の職員のフリをしてやってくる雨漏り修理業者もいます。もちろん鈴鹿市の職員が個別に訪問して無料点検を行う事はありません。
訪問販売にきた業者とは、どんなケースであってもその場で契約してはいけません。
「シロアリがいるからこのままだと家が倒れますよ。」とか
「このまま台風がくると屋根が全部飛んで、人を怪我させたり、隣の家に当たって損害賠償請求されますよ。」
とどんどん不安を煽った営業トークをしかけてきます。
訪問でやってきた営業マンからその場で見積もりを出されても契約は絶対にしないように注意してください。
通常ですと、雨漏り修理には現地調査といって屋根回りを入念に調査を行った上で、状況を把握します。
しかし、訪問販売でやってきた営業マンが出す見積もりは、たいして調査も行わずに、雨漏り修理費用をかなり高く設定してあります。
そしてその後で、「今決めて頂ければ値引きします。」と、契約を急かしてきます。
また、こうした訪問販売で契約をとっていく業者は、別業者に雨漏り修理工事を
任せて下請けとなる業者は安い金額で働かされるため手抜き工事を行う事も少なくありません。
訪問販売の営業マンだったらその場で契約せず引き取ってもらいましょう。
鈴鹿市の雨漏り悪質見積もりの例
鈴鹿市の修理業者が出す見積もり書は、質を判断していく上で重要な書類です。
悪質業者が出す見積もりの例は上記の通り単位を一式としか書いておらず、
どんな雨漏り修理を行うのか修理内容の内訳が書かれていなかったり、修理にかかる防水塗料の名前も掲載されていなかったり、管理手数料や諸経費といった経費が高額になる傾向にあります。他にも数量を多く請求する事もあります。
優良業者の場合は、どんな修理をして、修理に必要な材料や数量について、一つ一つ丁寧に解説してくれます。
また見積もりをもらった後で、詳しい事を聞きたいと説明を求めると、回答をはぐらかそうとする業者にも注意してください。営業マンがずさんな見積もりを作っているため、必要な材料の名前ですら、まともに答えられないような業者もいます。
契約のタイミングと値引き
悪質業者はとにかく契約を急かす事が多いです。
悪質業者がよく言うパターンは、「放っておくと家が倒壊する」「屋根が全部飛ぶ」などと恐怖をあおって、考える余地を与えないようにして契約を決めさせようとします。
他にも契約をとるために、「今だけ50%オフ」とか、「モニターキャンペーンで50%オフ」という具合に、とにかく契約するためにあの手この手でお得感と限定性をアピールしてきます。
しかし、通常の雨漏り修理工事で30%以上の割引はありえません。
高額な値引きをすればするほど手抜きされたり、いい加減な修理工事をされやすいです。また、こうした値引きのキャンペーン分は、実は最初から上乗せした金額で請求をされている事が多いです。
優良業者の場合は、お客様に安心して納得してもらってから契約の話になります。急かして不備が発生したら、会社の信用に傷がついてしまうからです。
また、予防策としては即決をしない事。
「鈴鹿市内の地元でやっている」と親近感をもって近づいてきたとしても、「今すぐ決めてくれたら〇%OFF」とどれだけ甘い誘いがあっても「考える時間をください。」と時間をもらいましょう。そうする事で、適切な業者なのかどうか確かめやすくなります。
実際の雨漏り調査
雨漏り調査は、30分~2時間ぐらいかかるものです。雨漏りの原因になっている部分を特定するには、職人や担当者が屋根に上ってどれぐらいの損傷があるのか、なぜ雨漏りが起こるのか原因の確認を行います。
また雨漏りの箇所は1か所とは限らないため、専門的な知識や経験から判断していく大事な調査です。
例えば、戸建て住宅、鉄筋コンクリートのマンションでは、雨水の流れがまったく違います。雨水がポタポタとたれてくる真上に穴が空いているとは限らないのです。
こうした建物の構造の違いなどからも判断して雨漏り調査を行っていきます。
しかし悪質業者の場合は、屋根に上る事もせず軽く家を見て回っただけで見積もりを出そうとします。
少し見たぐらいの調査で修理を頼んでしまうと、まず雨漏りは止まらないでしょう。一時的に止まったとしても、数か月で雨漏りがまた発生します。
優良業者であれば、この雨漏り調査を丁寧に行って、雨漏りを1回の修理で止めるために提案してくれます。
鈴鹿の雨漏り修理業者をホームページで選ぶポイント
鈴鹿で雨漏り修理の業者を探す時にホームページでチェックするポイントを解説します。
「鈴鹿 雨漏り修理業者」などと検索すると、業者のホームページがたくさん出てきますが、そこで良い業者を選ぶためのチェックポイントお伝えします。
建設業許可票
500万円以上の工事を行う場合は『建設業許可票』が必要です。
通常、戸建住宅で防水のための塗装などの費用が500万円を超えるケースは、滅多にありません。そのため許可証がなくても塗装業は出来ますし、建設業許可票が直接防水塗装技術の質につながるわけではありません。
しかし、建設業許可票は、取得するためには会社の資産状況や過去の業務履歴などの審査が必要になります。
建設業許可票を取得している会社ということは審査を受けている以上、何もない会社よりは安心です。
そのため鈴鹿市内の業者を選ぶ1つの指標としてみておくといいと思います。
また、雨漏り修理業者の事務所やオフィスに行く場合は、見やすいところにあるかどうか確認するのもおすすめです。この建設業許可票は見やすいところに掲げる事が建設業法で定められています。
逆に見やすい場所に掲載されていない場合、許可票の期限が切れている可能性がある会社のため、注意が必要です。
施工実績と写真
鈴鹿の雨漏り修理業者のホームページでは施工実績があるかどうかも大切な指標です。
ちゃんと修理を行っている業者であれば、足場工事の状況や、高圧洗浄の状況、
コーキング、防水処理の状況なども、施工前と施工後で掲載して、
文章でも一つ一つどんな修理工事をしたのか、解説が入っているところもあります。
鈴鹿市内の良い修理業者は、こんな施工実績が定期的に増えている特徴があります。
よくあるお客様の顔写真とアンケートなどは、モニター募集という形や従業員の身内に頼めば集める事が出来てしまいます。
しかし、実際の施工事例が定期的に更新されているかどうかは、誤魔化す事が出来ないため、必ず確認するようにしましょう。
職人がいるかどうか
ホームページで、職人がいるかどうかも確認を行う事をおすすめします。
鈴鹿市の雨漏り修理業者によっては、職人が不在で営業だけを行っている会社もあります。
そういう会社は、下請けに仕事を丸投げするだけで、現場の管理などはまったく行っていません。
しかし、職人さんがいる会社、特に鈴鹿に根付いて修理を行っている職人さんがいそうなホームページですと、なおさら安心できます。
また、職人さんいる・いないによってお客様の要望と現場の指示の食い違いがなくなります。
中間マージンが発生しないため費用面でも安くなる傾向にあります。
更新頻度
業者のホームページの更新頻度もチェックしておく大事なポイントです。
雨漏り修理業者は、ホームページをとりあえず持っているだけという事が多いのですが
やはり3年以上まったく更新されていないホームページは注意が必要です。
もちろん、ホームページ制作を頼んだ会社がなくなってしまって更新が出来なくなったというケースもあります。
ですが、情報が古くなっている可能性が大きいため、ホームページに掲載されていた修理費用と違う、というトラブルにも繋がりやすいのです。
毎日のように更新されている必要はありませんが、年数回~月1ぐらいの更新頻度があるといいでしょう。
これぐらいが一つの判断材料として思っておくぐらいがちょうどいいです。