雨漏りをしてしまった場合、まず雨漏り調査を実施することになります。
雨漏り調査にはどのくらいの費用がかかるか、ご存じない方が多くいると思います。
今回は、雨漏り調査とは何か、そして雨漏り調査にかかる費用についても解説します。
雨漏り調査とは何か?
そもそも、雨漏り調査と何のことでしょうか?
雨漏り調査とは、雨漏りが発生してしまった場合、どの箇所で雨漏りが発生しているのかなど、詳細について調査することです。
雨漏り調査を雑に行なってしまうと、必要な処理が施されずに終わってしまう可能性もあり、再発してしまう可能性が十分に考えられます。
そのため、信頼できる業者さんに雨漏り調査を行ってもらうことが大切です。
雨漏り調査の3つの方法
また、雨漏り調査には、主に3つの方法があります。
・散水調査
・ガス調査
・電気調査
この3つの方法を使うことで、どこから雨漏りがしているのかを特定することができます。
散水調査
散水調査という方法では、水をかけて雨漏りの状況を再現するために水をかけます。雨漏りの状況を再現することで、雨水がどこから侵入してくるのかを突き止めることができます。
ガス調査
また、ガス調査という方法では、室内にガスを充満させ、どこからガスが抜けているのかを確認することで、スキマなどの雨水の通り道を特定します。特にマンションやビルに多いコンクリート造の建物に向いている調査方法です。
少し怖いと思われる方もいるかもしれませんが、一般のガスを使用するため問題が発生することはまずありません。
ただ、ガス調査ができない物件も中にはあるので、その点はあらかじめ確認するようにしましょう。
電気調査
電気調査という方法では、水が電気を通すという性質を利用して調査します。雨漏りが起きている場所に、電気が通っているかを確認できる機械を置き、どこで電気が通るのかを確認することで雨漏りしている場所を特定します。
雨漏り調査にかかる費用は?
では、雨漏り調査にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか?
相場は5万円から50万円ほどであると考えて良いでしょう。
様々な方法がありますが、どれもそこまで高額になることはなく、50万円程度で抑えることができます。
また、目視による調査や工事もセットで行うことが前提となっている場合は、無料で実施してくれる業者もあります。
作業内容によっても業者によっても調査の精度は変わってくるので、慎重に選ぶ必要があります。
雨漏り調査で良い業者を選ぶには?
雨漏り調査は、かなり重要な工程になるため、信頼できる業者さんに実施してもらうのが好ましいと言えます。
その判断基準として、「明確な回答が得られるかどうか」があります。
いくつか質問をした際に、当たり障りのない曖昧な回答しか得られない場合は、業者の技量に疑問を持つべきです。
なぜかというと、技術力の高い業者であれば、事細かに説明することができるはずだからです。
業者の説明が具体的かどうかを一つの判断基準にしてみてください。
まとめ
今回は、雨漏り調査とは何か、またその方法や費用、業者の見分け方について解説しました。
安ければ無料から高くても50万円ほどでできる雨漏り調査は、雨漏り修理において一番大切な工程と言っても過言ではありません。
質の高い業者に作業をしてもらい、再び同じ箇所が原因で雨漏りの被害に遭わないようにしましょう。