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気象特異日とは

年間を通して、特異日(とくいび)と呼ばれる日がある事をご存知ですか?

特異日とは、前後の日と比べて明らかに高い確率で、特定の気象状態(天気、台風など)になる可能性がある日のことを指しています。特異日は世界的にも認められており、英語でシンギュラリティ(singularity)と呼ばれており特異点という意味になります。天気以外にも、何らかの確率が高い日や、事件などが集中している日などを表すこともあります。

特異日を出すには、長い期間の統計をとって、天気であれば晴れや雨、雪や台風などの確率から判断します。

特定の天気になる可能性がある日のことを気象特異日と呼び、日本では1年を通して気象特異日が何日か表されています。

日本の特異日として、主に東京を軸に判断されたものを見てみましょう。

1月の特異日は、1月16日で晴れの特異日となっています。

2月は無く、3月は3月14日でこの日も晴れの特異日となっています。3月30日は逆に雨の特異日です。4月に入れば4月6日は花冷えの特異日となっており、花冷えとは、桜が咲くころに寒さが戻ることをあらわしています。4月28日は雨の特異日です。2月に続いて5月は無く、6月は6月1日が晴れの特異日となっています。6月28日は雨の特異日であり、梅雨の時期でもあるためか東京都では50%以上の高い確率で雨が降っています。7月は7月17日が雨の特異日となっていますが、この日は俳優の石原裕次郎の命日にちなんで、裕次郎雨の名称でも呼ばれています。8月に入ると8月18日は猛暑の特異日があります。9月は9月12日が雨の特異日となっており、9月17日と9月26日は台風襲来の特異日となっています。この時期は、台風が日本列島に上陸する回数が多く、統計上この2日が台風による危険日となります。10月は無く、11月は11月3日の文化の日が晴れの特異日となっています。そして12月は無いです。

ここで、11月3日文化の日の晴れの特異日について見ていきたいと思います

ここで、11月3日文化の日の晴れの特異日について見ていきたいと思いますが、1年の中で晴れの特異日と言えば11月3日と言われるほど、安定して晴れのデータが高かったのですが、最新の統計結果によると、文化の日は本当に晴れの特異日なのか?という疑問が生まれてきています。なぜならこの特異日は、過去数十年の天気の統計結果から出されているため、統計後の年数は加えられておらず、新たに経過した年数から結果を出した場合、統計結果は違ってくる可能性があるのです。以前の統計結果である1981~2010年、11月3日の晴れの割合は70.0%でしたが、最新の更新された1991〜2020年の11月3日の晴れの割合は56.7%となっており、晴れの特異日と言える結果ではないのです。また、前後の日や近い日と比べると、他の日の晴れの割合の方が高く、11月4日においては70.0%となっており、4日の方がむしろ晴れの特異日なのではないかという状況になってきています。

実際には特異日になりそうな日は他にもあるのです

特異日は、その前後の日と比べて明らかに高い確率で特定の気象状態になる可能性がある日なのですが、確率が高くても、前後の日も同じような傾向であると特異日とは呼ばれないので、実際には特異日になりそうな日は他にもあるのです。7月7日の七夕の日も、雨が多いので雨の特異日かと思いきや、7月は17日が雨の特異日となっており、7日やその前後は梅雨の時期と重なるため雨の割合がどの日も高い傾向にあるので、なかなか突出して高い日がないのが現状です。他にも統計上、特異日に見えても特異日ではないという日に10月10日がありますが、この日は1964年に東京オリンピック開会式が行われた日であり、以前までは10月10日が体育の日でした。晴れる確率が高いのでこの日が選ばれた可能性もありますが、統計上では14日の方が確率が高く、開会式に選ばれた理由は曜日も関係しているとのことです。10月は晴れる確率が高い傾向にあるため、晴れの特異日が設けられているかと思いきや、突出して確率が高い日があるわけではないため、特異日は無い状態となっています。
ちなみに名古屋で見てみるとどうでしょうか。晴れの日の割合で見てみると、12月〜2月にかけて、晴れる日が多い傾向にあります。
名古屋地方気象台の、1981年〜2010年の名古屋の天気出現率によりますと、10月10日の晴れの割合は70.0%と高いです。特異日になりそうな割合だなと思いますが、晴れの特異日と言えば11月3日の文化の日を見てみると、晴れの割合は76.7%となっており、そして11月4日は83.3%とやはり3日よりも高い確率で晴れていることがわかります。台風シーズンも過ぎ、秋雨前線も去って晴れる日が多くなり、気温も過ごしやすい季節である秋を充分に楽しむために、気象特異日や過去のデータを利用して、お出かけ日を決めるのも良いかもしれませんね。

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