日光を採り入れたり風通しを良くしたり、お部屋の中を明るく快適なものにしてくれる天窓。
そんな天窓からまるで雨漏りのように水が漏れてきてしまったら、どうしても気になってしまいますよね。
「一体この水漏れは何だろう?」
「本当に雨漏り?」
「どうやって修理したらいいの?」
「自分で修理しても大丈夫かな……」
この記事では、そんなあなたのお悩みを解決します。
天窓の雨漏り修理をプロに依頼すべき理由
もしも天窓から雨漏りのように水が漏れてきてしまったら、修理はプロに依頼をしましょう。
自分で修理するのではなく、プロに依頼すべき理由が3つあります。
高所作業は危険
高い場所での作業は転落や転倒など、大きなケガにつながる恐れがあります。
屋根の上での修理作業は危険がともなうので、工事の経験が豊富なプロに任せた方が安全です。
屋根材が破損すると新たな雨漏りの原因になることがある
誤った部分を触ってしまうことによって、状況が悪化してしまう危険性があります。
例えば、天窓へ移動する際に屋根材を踏んでしまうと、新たな雨漏りの原因となることが考えられます。
雨漏りは見つけづらい小さなひび割れや、小さな隙間からでも発生します。
自分では慎重に扱っているつもりでも、屋根にダメージを与えている可能性があるので、極力触らない方がよいでしょう。
雨漏りの原因を見つけるのは難しい
水が漏れてきてしまう原因は複数考えられますが、素人の目では特定が難しいです。
その理由は主に5つ挙げられます。
- 雨漏りが小さなひび割れや穴からでも発生する
- 雨漏りの原因と発生箇所が離れている場合がある
- 雨漏りが複数箇所で発生することがある
- 建物の構造がわからないと原因が特定しづらい
- 適切な雨漏り修理をするには知識・技術・経験が必要
雨漏りの原因を見つけること、原因に対して適切な処置ができることが大切です。
そのためには、雨漏り修理の知識や技術、経験が必要になります。だからこそ、天窓の雨漏り修理はプロの業者に依頼するのがおすすめなのです。
気になる天窓の雨漏り修理費用と修理の手順
ここまでで、天窓の雨漏り修理についてプロに依頼をすることがおすすめであることがわかりました。
ですが、いざプロに修理を依頼するとなると費用や手順がどのようになっているのかが気になるところです。
そこで、誰もが気になる修理費用や修理の手順について、1つずつ確認をしていきたいと思います。
気になる天窓の修理費用
天窓の雨漏り修理をプロに依頼した方がいい理由について、ここまで紹介してきました。
しかし、業者に修理を依頼するとなると、費用が気になる点ではないでしょうか。
ここでは、天窓の雨漏り修理をプロに依頼する場合の費用の相場についてご紹介します。
天窓の交換
設置から年数を経て窓枠が劣化してしまっていたり、窓ガラス自体が割れてしまっていたりする場合には、天窓自体の交換が必要になります。
窓ガラスのみを交換するのか、天窓にあたる箇所の全てを交換するのかによって、費用は増減します。
費用はおよそ20万円~50万円程度です。
ただし、天窓から屋根全体に損傷が広がっている場合は、屋根の補修が必要になるケースがあります。
その場合には、100万円近くの修理費用が掛かることもあります。
天窓の雨漏り修理の費用を安くするには、日頃からこまめなメンテナンスをしておくことが大切です。
劣化が進行すると、補修すべき箇所が多くなり、修理費用がかさんでしまうからです。
定期的に補修をするとランニングコストはかかりますが、雨漏りなどの不具合が起きたときの修理費が抑えられる可能性が高いです。
部分修理(パッキンの交換、コーキングなど)
外部から水の侵入を防ぐために使用されるパッキンや、コーキングといった部材が劣化してしまっている場合には、部分補修で済むこともあります。
パッキンの交換・コーキングの費用はおよそ3万円~5万円程度です。
ご覧の通り、天窓自体の交換は費用が高くなってしまいがちです。それに比べ、部分修理であればかなりの金額を抑えることができます。
詳しい金額を知りたい方は、業者に見積り依頼をするのがおすすめです。
雨漏り匠ナビでは、無料で見積りを作成するので、お気軽にご相談ください。
天窓の雨漏り修理の流れ
早期にメンテナンスをして部分修理で済むならば、それに越したことはありません。
しかし、プロに依頼してから実際に修理が行われるまでの流れがわからないと、なかなか一歩を踏み出しにくいですよね。
天窓の雨漏り修理の流れは、以下のような形になります。
step
1現地調査
まずは専門の業者に依頼をし、天窓から水が漏れてくる原因をプロの目で調査してもらいます。
step
2見積り
原因を特定したうえで、修理に掛かる費用を算出してもらいます。
この時、業者から修理についての提案を受け、方法の相談をすることができます。
step
3契約
見積もりを元に、支払方法や修理の日程などを取り決めます。
step
4施工の流れを説明
業者から、実際にどんな作業をどのように進めるのか具体的な説明を受けます。
現地調査や見積もりの部分は契約に至る前の段階として非常に大事な部分です。
修理にかかる費用のこともあるので、まずは無料で相談に乗ってくれる業者をおすすめします。この時、質問や要望に親身になってくれる業者と契約をするようにしましょう。
天窓が雨漏りする原因
天窓から雨漏りする原因を知っておくことで、再発防止につなげましょう。
天窓は屋根と天窓の境目から雨漏りするリスクがあります。
このように、違う素材の取り合い部分は雨漏りが発生しやすいです。
天窓から雨漏りしてくるおもな原因が次の5つです。
- パッキンの劣化
- ゴミなどが詰まっている
- 屋根の防水シートの劣化
- 施工不良(築浅の場合)
- 雨漏りではなく結露の場合もある
窓ガラスや周辺の部材の劣化以外にも意外な原因があることがわかりますね。
「雨漏りだと思っていたら実は雨漏りではなかった」というパターンも考えられるので、室内に水が漏れてきたら、専門の業者に点検してもらうことをおすすめします。
これだけ様々な原因があれば、雨漏りの原因を特定するのが難しいと言えるでしょう。
まとめ
もしも天窓から雨漏りのように水が漏れてきてしまったら、雨漏り修理のプロに依頼をすることが何よりも解決の近道です。
水漏れが本当に雨漏りなのかどうか、どうやって修理をすると良いのか、そういった全ての疑問に対して雨漏り修理のプロに依頼をすれば必ず適切な答えを出してもらえます。
天窓の雨漏りについてお悩みの方は、まずは一度、雨漏り修理のプロに相談をしてみてください。