2022年の今年は、5月だというのに猛暑のような暑さだったり、例年とは異なる梅雨の短さやその後の激しい不安定な天気であったりと、梅雨の戻りというよりは梅雨よりも酷い豪雨が続いたり、7月はほとんど雨だったような印象ですね。埼玉県の鳩山町では、6時間で2ヶ月分の雨が降ったりしたこともありました。記録的短時間大雨情報も9回も発表されており、道路は冠水し、橋も崩落した所もあり、車の水没や土砂崩れも起きました。この時期の不安定な天気は予想外なことも多いので、災害に備えた準備は本当に必要です。
こんなにも災害級の雨が続き、洗濯物も室内干し、湿気でジメジメする日々だとどうしてもどんよりした気分になりがちです。そんな気分を吹き飛ばすには、明るい気分になれるような雨ならではの素敵なイメージを連想してみましょう。
雨と言えば梅雨ですね。梅雨の時期に見られる花は紫陽花です。
色とりどりでとても可愛いですよね。紫陽花には色ごとに花言葉があり、青は辛抱強い愛情、ピンクは元気な女性、白は寛容です。時期的にも母の日に贈る方もたくさんみえます。何より紫陽花は育てやすいので、贈る側も貰う側も安心できるでしょう。可愛らしく癒しになること間違いなしです。
雨上がりと言えば虹。
雨が多ければその分雨上がりの虹が見られると思うと、少し楽しみが増えるような感覚になりませんか?虹が見られると何だか幸せな気分になりますよね。
梅雨の始まりである6月と言えばジューンブライド。
子供であっても大人であっても女性にとってはウエディングドレスは憧れますよね。結婚式はハッピーな空気で包まれた空間だと思います。自分が着たいウエディングドレスを探してみたり、着た経験がある方でも、憧れのウエディングドレスを見るだけでも気分が上がると思いますよ。
雨が降らないで欲しいと願って作るてるてる坊主。
小さなお子様がいるご家庭では、雨だと外に遊びに行けず室内で過ごすことになりますよね。室内の遊びも飽きてしまったら、お子様と一緒にてるてる坊主を作るのはどうでしょうか。色んな表情のてるてる坊主を作って飾れば、お子様も楽しめて良い時間になると思います。
また、一緒に雨に関する歌を聞いて歌ってみるのも良いでしょう。雨に関する童謡は、皆さん1度は必ず聞いた事のある歌がいくつかあると思います。
あめふりという日本の童謡をご存知でしょうか?日本の歌百選の1曲にも選ばれた歌で、とても可愛らしくお子様にも歌いやすいです。この歌は、男の子が、雨が降るとお母さんが蛇の目の傘で迎えに来てくれるから嬉しいなというところから始まり、傘がなくてずぶ濡れになっている子を見て、男の子が傘を貸し、自分はお母さんの蛇の目の傘に一緒に入るからいいよという親子のなんとも言えない優しい歌です。
かえるの合唱は皆さんご存知かと思います。
19世紀ドイツの童謡です。これを日本語に和訳したものが私たちが知っている歌詞になります。この歌は輪唱などで楽しめますので、お子様や家族の皆で楽しめるでしょう。
かたつむりの歌はどうでしょうか。
かたつむりは常に濡れていないといけない生き物なので、雨の日に本当に姿を現しますよね。雨の日にしか出会えないかたつむりの歌は、子供たちがかたつむりを観察しながら、ドキドキワクワクしている様子が伺えます。そんなかたつむりは貝の仲間でありナメクジの親戚であることはご存知でしょうか?触覚も大小4本あり、なんと歯もあるんですよ!!そして、かたつむりと呼ぶのは日本独特の呼び方であり、実際の名前はマイマイと言います。お子様と一緒に雨の日の生き物について調べてみるのもいいかもしれません。
てるてる坊主という歌もありますね。
明日てんきになぁれ、雨が降りませんようにと願いを込めて、てるてる坊主を吊す文化は平安時代に中国からきており、中国では坊主ではなく女の子でしたが、文化が伝わった日本では坊主になったようです。てるてる坊主を作りながら歌をうたうとお子様も喜ぶでしょう。ですが、実はこのうたは歌詞の表現が怖い部分があり、お子様と一緒に歌うのであれば1番か2番までにしておいた方がよさそうかなと思います。ご興味があれば3番の歌詞の内容を調べてみてくださいね。
いかがでしたか?
雨にまつわるものは他にもたくさんあります。どうしても気分がどんよりしてしまう雨の日ですが、そんな気分を吹き飛ばすように、色々調べてみたり歌ってみたり、きっと面白い発見もたくさんあると思います。お子様と一緒に過ごす親子の時間も、雨の日であっても楽しみになるといいですよね。
梅雨やその後の不安定な天気が過ぎ去ったあとは、今度は猛暑がやってきます。地球温暖化が原因なこともあり、日本の夏は暑いですよね。雨も暑さも吹き飛ばして、心穏やかに皆さんが過ごせますように。夏の美味しいものをたくさん食べたり遊んだり、夏を楽しみましょう。