雨漏り被害が起きてしまった際、早急に対処することができないとカビが発生してしまうことがあります。
雨水が溜まってしまった天井や床を長い間放置しているとカビになってしまうので、雨漏り修理の他にカビの除去も行わなければならないため、手間が増えてしまいます。
今回は、雨漏りの二次被害としてカビが発生してしまった場合に、どのような対策方法があるのかを紹介します。
雨漏りで発生したカビを除去する方法は?
雨漏りで発生したカビを放置していると、さまざまな問題を引き起こします。
例えば、カビにより健康に害を与えたり火災の原因になったりすることもあります。
そのためカビが発生してしまったらなるべく早く除去する必要があります。
とはいえ、雨漏りで発生したカビを除去するには、まず雨漏りを止めなければなりません。
そのため、業者に依頼して雨漏りを止めてもらう必要があります。
自分で雨漏りを止めるのはかなり難しいのでやめておきましょう。
原因を特定するのはかなり難しく、その上で適切な処理をしなければならないので、ハードルが非常に高いです。
そして、業者に依頼し雨漏りを止めてもらいます。
雨漏りを止めてもらうことができたら、カビの除去も同時に行ってもらうのが好ましいと言えます。
雨漏り現場ではカビが発生していることが多いので、業者もその処理には慣れていることが多いと思います。
そのため、カビの除去に精通しているわけではない場合は、業者にまとめて依頼してしまうことで、適切に処理をしてもらうことができます。
信頼できる業者に依頼するには?
ただ、一言で業者と言っても、その質はさまざまです。
私たちのことを思って懇切丁寧に対応してくれる業者もあれば、「とりあえず雨漏りが修理できればいいんでしょ」というように対応が雑な業者、さらには雨漏りの原因特定すらまともにせず、雨漏り修理が終わっても雨漏りが直っていない業者もあります。
そこで、あなたが信頼できる業者に依頼できるようにする方法を紹介します。
雨漏りの原因特定を行ってくれる
まずは、雨漏りの原因特定をきちんと行ってくれる業者を選びましょう。
雨漏りの調査方法には散水調査などの専門的な調査方法があります。
それらの調査をきちんと行ってくれるのかを、ホームページで確認したり電話で問い合わせたりして把握しておく必要があります。
これらの調査をしない業者に当たってしまうと、今までの経験や勘に頼る修理となり、必ず原因を除去し、雨漏りを適切に修理してくれない可能性もあります。
また、そうした業者は、大半の場合カビの除去も雑に行う傾向にあります。
表面的には直ったように見えて、実は全く除去されていなかったということも考えられます。
まずは雨漏りの原因をきちんと特定してくれる業者を選ぶことが大切です。
電話での応対が丁寧かどうか
そこで、いくら原因を調査してくれるからといって、対応が雑な業者に当たってしまうと、こちらの要望を聞いてくれない可能性もあります。
そのような業者だと、雨漏り修理の後にカビの除去を追加でお願いした際、いい顔をされないか、最悪の場合断られることもあるかもしれません。
そのため、対応が丁寧な業者に依頼することが大切です。
では、対応が丁寧かどうかを判断するにはどうすれば良いのでしょうか?
口コミで確認するのも良いのですが、1番おすすめの方法は電話での対応を見ることです。
相談や依頼をする際、一度は業者に電話をかけることになると思います。
そこでの応対が丁寧であれば、現場での対応も丁寧である可能性が高いですし、逆に電話での応対が雑であれば、現場での対応も雑である可能性が高くなります。
もちろん電話の担当者と現場の担当者は異なることが多いので、一概に結びつけることはできませんが、傾向として見ておくことは非常に大切です。
まとめ
今回は、雨漏りが起きてしまった際、長い間放置していたがためにカビが発生してしまった場合の対処法について紹介しました。
対処法については、雨漏りの修理と一緒に業者に依頼してしまうことです。
信頼できる業者を選ぶためにも、原因調査を適切に行ってくれるのか、また電話での応対が丁寧であるかどうかを見ておくことが大切です。