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雨漏りに強い戸建て住宅の選び方とは?

2020年8月25日

今回は、雨漏りに強い戸建て住宅の選び方を解説します。

戸建住宅を選ぶ際は、見た目や間取りも大事ですが雨漏りに強い建物を選ぶこともとても重要となります。

建物というのは、経年により雨漏りが発生しやすくなります。

しかし、雨漏りに強い建物を選ぶことで、雨漏りしにくい我が家とすることができます。
雨漏りは建物をどんどんダメにしてしまい、住んでいる人の健康も失ってしまう恐ろしい状態です。

建物選びの1番のポイントは、雨漏りしにくい建物を選ぶことが最優先ポイントといえるでしょう。

もし、戸建て住宅の選択に迷っているのでしたら、見た目だけにとらわれず雨漏りリスクが少ない住まいを選びましょう。

戸建て住宅を借りる場合でも、購入する場合でも、不動産会社の方が建物自体のメンテナンスの事まで教えてくれる事はほとんどありません。

急いで探すのではなく、雨漏りしにくいポイントもじっくり調査した上で戸建住宅を決めることをおすすめします。

このページでは、雨漏りに強い戸建住宅の選び方を解説していきます。
難しいポイントではなく簡単なポイントばかりですので、細かいところまでしっかり頭に入れておく事をおすすめします。

新築戸建て住宅を建てたい方はもちろん、中古で購入される方、賃貸で探している方も是非ご覧ください。

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雨漏りに強い戸建て住宅の選び方の5つのポイント

雨漏りに強い戸建て住宅の選び方の重要ポイントは、以下の5つが大事となります。

・シンプルな屋根形状
・軒がある家
・外壁がしっかりしている
・外壁に凹凸がない家
・カビの臭いがしない建物

この5つのポイントをしっかりと把握した上で、雨漏りに強い戸建住宅なのかどうかを判断して選ぶようにしましょう。

シンプルな屋根形状

屋根は、様々な形があります。
屋根の形は、単純な形が雨漏りしにくい屋根となります。

屋根は凹んでいる入隅部分や出っ張っている出隅部分がありますが、それらの部位は雨漏りしやすい部位です。
入隅部分や出隅部分は別の部品を使っているので、取り合い部分が雨漏りしやすい状態となっています。

そのため、入隅部分や出隅部分が少ない屋根を選ぶことで、雨漏りに強い屋根とすることができます。

1番雨漏りに強い屋根は、切妻屋根です。

切妻屋根とは、まん中に出隅部分がある三角屋根をいいます。
屋根の中心に出隅部分がありますが、出隅部分は屋根の頂点であることが大半なので雨が溜まりにくく雨漏りしにくい傾向があります。

片流れ屋根は1枚の平らな屋根に勾配がついているもので、
1枚の平らな屋根なので入隅部分や出隅部分は一切なく、雨が浸入しにくい屋根構造なのですが
実は雨樋や屋根の負担が大きいため、雨漏りリスクが高い屋根です。

選んではいけない屋根形状は、入隅や出隅が多い屋根です。
複雑な屋根形状はカッコよく見えますが、雨漏りのリスクが大変高い屋根となってしまいます。
カッコよさも大事ですが、雨漏りに強い屋根の方が重要性が高いことを覚えて選ぶようにしましょう。

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軒がある家

 

戸建住宅は軒がある場合が大半ですが、近年は見た目の影響からか軒が出ていない戸建住宅も増えました。

軒が出ていないと現代的でスタイリッシュですが、雨漏り防止の観点からはオススメできない状態です。

軒の出というのは、雨が直接外壁に当たる事を防ぐ役割を担っています。
軒の出が無いと屋根からの雨が直接外壁に当たるので、汚れやすくなりますし外壁の劣化が進んでしまい、雨漏りしやすい建物になってしまいます。

軒の出がある戸建住宅を選び、外壁に直接雨の被害を与えないようにしましょう。

外壁がしっかりしている

雨漏りというのは、外壁からも浸入します。
風が付いた雨が降った場合に、外壁の弱い部分から雨が浸入し雨漏りとなってしまうからです。

雨漏りというのは屋根の方が被害が多い感じがするかもしれませんが、外壁からの雨漏りも大変多くあります。
外壁に弱い部分があれば簡単に雨が浸入してしまいますので、強い外壁の戸建て住宅を選ぶようにしましょう。

強い外壁の特徴は、外壁の色の変化や腐食などが無いかを確認しましょう。
手で触って白い粉など異常がある場合は、外壁塗膜が劣化を迎えている証拠となります。

外壁塗膜の異常は、塗装を行うことにより解決しますが、外壁素材そのものに異常が発生している場合は、外壁を取り替えないと解決しません。

古い戸建住宅の場合は外壁が劣化している場合が大半ですので、細かくチェックして見比べてみると、わかりやすいです。

外壁に凹凸が少ない家

 

外壁の形状が複雑な家は、入隅や出隅が多いので外壁の継ぎ目が多くなります。通常外壁の継ぎ目にはシーリングを使って施工しますが、シーリングの劣化を放置している場合は雨漏りが発生しやすい状態です。

特に築年数が経っている凹凸の外壁がある戸建て住宅は、非常に雨漏りリスクが高いです。また、凹凸部分の外壁は影になりやすいので、カビが生えることが大半です。シーリングが劣化した上にカビてしまうことで、住宅に悪影響を与えやすい環境となってしまいます。

外壁は、凹凸が少ないシンプルな真四角の形を選ぶことをおすすめします。

カビの臭いがしない建物

雨漏りに強い戸建て住宅は、雨などの水分が一切建物に入っていない状態です。
カビの臭いがする建物は、既に雨漏りが発生していることで発生しているカビという証拠となるので、雨漏りしている可能性があります。

戸建て住宅の周りや住宅の中に入り、建物の臭いをかぎましょう。
少しでもカビの臭いを感じる場合は、カビが発生している建物という証拠となります。
カビが発生している建物は、壁の中や天井の中、床の中も雨漏りの影響で劣化している可能性があります。
少しでもカビ臭いと感じたら、絶対に選ばないように、注意してください。

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