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雨の日に外壁(サイディング)の取り付けはできる?壁材の特徴や注意点を解説


家を建てている間は、天候の良し悪しが気になるものです。
特に雨の日は外壁(サイディング)の取り付けをして、何かトラブルは起こらないのか、雨による影響はあるのか、など不安に感じる人も少なくありません。

今回は、雨の日にサイディング施工をしていいのか、トラブルを避けるためにはどんな業者を選べばいいのかについて説明します。

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外壁の主流、サイディングの特徴とは


サイディングとは外壁材の一種で、工場で板の形に成形したものです。その素材によって、窯業系、金属系、樹脂系、木質系の各サイディングがあります。
これらの板状のサイディングを建物の壁に貼り付けることで外壁をつくりあげます。

近年では新築住宅で採用される外壁材において全体の8割以上と圧倒的なシェアを誇り、主流の外壁材です。

サイディングは前もって工場で成形されているため、施工期間が短く、費用も安く、また、仕上がりが職人の技術に左右されづらいという特徴があります。
また、種類やデザインが豊富で、好みに合わせていろいろ選べる点が最大のメリットです。

では、どんな種類があるのか、それぞれどんなメリット・デメリットがあるのかを見てみましょう。

サイディングのメリット・デメリット

サイディングにはさまざまな素材を使ったものがありますが、中でも主となる窯業系、金属系、樹脂系、木質系についてそれぞれ見ていきましょう。

窯業(ようぎょう)系サイディング

窯業系サイディングとは、セメントや木材由来の繊維質原料を素材とするものです。

窯業系サイディングのメリット

総合的に優れた機能性があるため、最も多く採用されています。そのため対応できる業者も多く、初期費用が比較的安く済む傾向にあります。
また、素材の特性から、耐火性や耐震性に優れ、かつ、いろいろなデザインやカラーを実現できるのも魅力です。
施工にもそれほど高い技術を必要とせず、完成までそれほど時間はかかりません。

窯業系サイディングのデメリット

窯業系サイディングは、素材自体に防水性がないため、防水塗装が非常に重要でメンテナンス周期が短くなります
塗装が剥がれたのを放置しておくと、サイディングが水を吸ってしまい劣化が早まるため、メンテナンスのタイミングについては注意が必要です。

また、熱を蓄えやすいため、夏は外壁が熱くなりやすい特徴も。逆に寒冷地では、冬の低温によってセメント内の水分が凍結膨張して塗料や素材を劣化させる凍害が起こりやすい傾向にあります。

金属系サイディング

金属系サイディングとは、ガルバリウムやアルミニウム合金などを素材とするものです。

金属系サイディングのメリット

素材が金属のため、他のサイディングに比べて薄くて軽いという特徴があります。そのためカバー工法に用いることもできます。
また、金属ですのでひび割れせず、凍害が起こることもなく耐火性能も高いです。

「薄い」と聞くと断熱性能が心配になるかもしれませんが、近年の金属系サイディングは、断熱材と一体成型されているものも多く、そのタイプのものは断熱性能も高いとされています。

金属系サイディングのデメリット

金属の素材のため、塩害や錆びには弱いという特徴があります。
薄いためにメリットがある反面、衝撃によって変形しやすく、急な温度変化によって膨張変形してしまうこともあります。

樹脂系サイディング

樹脂系サイディングとは、塩化ビニール樹脂、つまりプラスチックを素材とするものです。

樹脂系サイディングのメリット

樹脂系サイディングの素材はプラスチックのため、ひび割れや錆びもなく、凍害や塩害の心配はありません。また防水性・撥水性も高く、サイディング自体が雨で腐食することもありません
塗装の必要もありませんので、メンテナンス周期は長くなります。

さらに、シーリング(コーキング)を用いないため、シーリングのメンテナンスも不要となります。

プラスチックですので軽量で、建物への負担も小さいのが特徴です。

プラスチックと聞くと「柔らかくて壊れやすいのではないか」と心配になるかもしれませんが、その弾力性のおかげで意外に衝撃にも強いとされています。

樹脂系サイディングのデメリット

メリットの多い樹脂系サイディングですが、取り扱っている業者は少なく、デザインやカラーの選択肢も少ない点がデメリットです。
取り扱う業者が少ないということは、初期費用も高くなる傾向にあります。

また、薄いプラスチックですので、樹脂系サイディング自体の遮音性能が低いため別途対策が必要です。

木質系サイディング

木質系サイディングとは、その名の通り木材を素材としたものです。

木質系サイディングのメリット

サイディングの素材が木材のため、断熱性に優れている点が最大のメリットです。また、木の質感から、デザイン的にも優れた外壁となります。
優しい印象や木のぬくもりがあふれるナチュラルな外観を望む人におすすめです。

木質系サイディングのデメリット

木材の特徴として挙げられるのが水に弱い点です。そのためメンテナンスに気を使う必要があり、怠ってしまうとカビや腐食に見舞われるリスクが高まります
また、耐火性能も低く、そのため防火法によって木質系サイディングを使えない地域もあります。

木質系サイディングを扱っている業者も少なく、施工費用が高くなる傾向にあります。

そのほかの壁材と特徴

モルタル

モルタルとは、セメントと砂、その他の素材を混ぜたものです。これを外壁に塗るとモルタル壁となります。

モルタルはサイディングのように予め成形されているものではないので、いろいろな形に対応することができ、デザインの自由度も高いのが特徴です。
燃えない素材ですので耐火性能は高く、また、硬い素材ですので、衝撃によって破損してしまうことも少ないとされています。

一方で、モルタルは防水性能が低いため塗装のメンテナンスを怠ると、吸水と乾燥を繰り返すことでひび割れしやすくなります。
また、モルタル外壁の施工は手作業となるため、高い技術が必要となります。施工期間も長くなるので、費用は高くなりがちです。

ALCパネル

ALCパネルとは、内部に気泡を含んだコンクリートの板で、厚さの割に軽く、軽量気泡コンクリートとも呼ばれます。
ALCパネルもサイディング同様、予め工場で成形されたものを建物の壁に貼り付けていきます。

一般に、ALCパネルは重量鉄骨構造で用いられ、サイディングは木造や軽量鉄骨構造で用いられます。

ALCパネルは分厚いコンクリートのため頑丈で、耐火性の高さが特徴です。また、サイディングに比べれば遮音性能も高くなります。

しかし、吸水しやすい素材なので、防水塗装に気を使わなければ、劣化が早まってしまいます
また、サイディングに比べると継ぎ目が多くなりがちで、そのためシーリングのメンテナンスもこまめに行う必要があります。

ALCパネルを製造できる企業も少ないため、サイディングに比べて初期費用も高くなりがちです。

雨の日に外壁(サイディング)の取り付けはできる?


最近では住宅に関して通気構法(外壁内部を除湿して建物を守る方法)が採用されているため、雨の日にサイディングの取り付けをしても、後で乾燥するから大丈夫だと言われています。
しかし窯業系のように水を吸収しやすいサイディングなどは、雨の日に施工すると完成前から湿っていることになり、乾燥した状態で施工されたものに比べて劣化しやすくなるのではないか、という懸念もあります。

また、濡れていてはシーリング(コーキング)も不十分なものになりがちです。

そのため、雨の日のサイディングの施工はできれば避けたいものです。

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雨でも外壁工事を失敗しないためには業者選びがカギ

雨の日のサイディングの施行は避けたいとはいえ、日本は雨が多い国でもあり、どうしても避けられないこともあります。
その場合、外壁の仕上がりは業者の技術力や誠実さに大きく左右されます。

悪い業者を選んでしまうと、あっという間に外壁が劣化、壁の内部が腐食してしまった・・・ということにもなりかねません。

住宅の建築において、良い業者選びは極めて重要なポイントです。

天気予報を細かく確認し調整してくれたり、余裕を持ったスケジュールを組んでくれる業者を選ぶようにしましょう。
また、施行日の天気に不安があるようであれば、業者がどのような対応をするかを問い合わせてみるのも良いでしょう。

このほか、何かあったときにすぐに駆けつけてもらえるため、地域密着で評判の良い業者であるかも一つの基準です。

悪徳業者に引っかからないためには、以下のポイントを注意してみると良いでしょう。

1.現地調査を丁寧にしない
2.質問に対し納得できる回答をしてくれない(疑問や不安が残る)
3.料金が相場よりも明らかに高いまたは低い

最近はインターネットで検索すれば、業者の評判を簡単に見つけることができ、業者選びの参考になります。

まとめ:雨の日の外壁塗装は避けた方が吉


雨の日のサイディング施工は不可能ではありませんが、やはりトラブルの可能性は少しでも減らしたいものです。
そのために、できれば雨の日は避けた方が良いでしょう。

天気予報を見れば、施行日の天気はわかりますので、雨だとわかった場合はどう対応するか業者に問い合わせてみて、その対応を見ましょう。

家づくりは一生で一度の大きな買い物です。
満足の行くできにするために、少しでも不安があれば、まずは業者や工務店・メーカーへ問い合わせてみることが大切です。

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