ご自宅で雨漏りのご経験はありますか?
雨漏りと言っても、天井からポタポタと水が垂れるだけが雨漏りではありません
住宅のいたる所に雨漏りする場所は潜んでいます
自分ではなかなか確認しない場所、目に入らない場所はたくさんあるので、専門業者による住宅の定期的な点検は必要となります
これは雨漏りなのかどうかわからない、雨漏りだと思うけど修理した方がいいのか迷うという方もいらっしゃると思います
まずは専門業者に相談することが大事なんですが、お住まいの形によって相談先が異なるので、相談先には注意が必要です
お住まいが戸建ての場合
専門の業者に相談する前に、ご自宅の築年数が10年以下の場合、家を建てた建設会社の施行不良ということも有り得ます
なので、その場合は雨漏り業者ではなく建設会社に連絡をしましょう
ですが、自然災害で被害にあった場合などは雨漏り専門の業者に依頼した方が良い場合もあります
築年数が10年以上の場合は、経年劣化という可能性がある為、専門の雨漏り業者に連絡をしてください
どちらの場合も自然災害での被害だった場合、火災保険に加入していた際は適用される可能性があります
保険適用には審査というものがありますので、業者に依頼をした際に、修理の前に必ず保険に加入している旨を伝えてください
修理後ですと適用されない場合があるからです
また、専門業者に依頼する前に、ご自身で修理などしてしまうと、その場合も保険適用されない場合があるので注意が必要です
賃貸の場合
アパートなどの場合は、管理会社に責任がある為、管理会社または大家さんに連絡をしましょう
ご自身で専門の業者などに依頼をして、勝手に修理をすることはやめましょう
マンションの場合
マンションは、雨漏り箇所が天井だった場合、自分の部屋の天井は上の階の人の床にあたる場合がほとんどかと思います
そうなると、自分の管理外から雨漏りが発生している場合もあり、判断は難しいです
なので、ご自身で判断せずに管理会社に連絡しましょう
勝手に判断し、住民同士でトラブルになると大変です
賃貸やマンションの場合は、直接ご自身で業者に連絡する機会は少ないかもしれませんが、やはり戸建ての場合は全てご自身の判断で業者を選ぶことになるので、雨漏りの相談先を何処にするのかの判断が必要となります
その際に注意しなければならないのが、悪徳業者に引っかからないことです
残念ながら、こういった業者には悪徳業者が存在しています
どうしてこんな業者が存在するのでしょうか
それは例をあげると、屋根であれば ご自身で確認することがまず困難な場所ですので、業者の言われるがままになってしまう、悪徳業者側からすると、修理してもないのに修理したと言えてしまったり、修理したと見せかけることが出来るということです
知識がないことを利用して、高額な請求をしてくる悪徳業者にはくれぐれも注意してください
特にこちら側からではなく、業者の方から訪問してくる事があります
ある事ないことを言い、修理した方がいいという流れに持っていき、契約を早急にしようとしてくる手口です
訪問業者には対応しないのが1 番です
もしも玄関を開けてしまったら、定期的にメンテナンスしてもらっている業者がいると言うと良いでしょう
きちんとした業者と繋がりがあるという事がわかるので、悪徳業者も諦めるでしょう
業者を選ぶ際に注意するポイント
業者の所在地がはっきりしている
実績があり、お客様のクチコミもある
きちんと細かく説明をしてくれる
無理に契約をしようとしない
対応が丁寧である
ポイントはいくつかありますが、よくホームページがある会社なら良いのではないかと思いがちですが、一概にそうとは言えません
何でもかんでもNo.1 と書いてあったり、所在地が不明である、やたらギラギラ光っているホームページには要注意です
修理代金についてですが、修理する箇所によってこの金額という決まった金額が無いため、業者によって様々となります
ですが、だいたいこの位の金額という相場はありますので、それを知っておくと良いかと思います
雨漏りの相談先、業者を選ぶ際のポイントなど気をつけるべきことがたくさんある雨漏りですが、その雨漏りに早く気付くことも大切ですね
雨漏りかなと思ったけど、大した事なさそうだし大丈夫かなと放置してしまって、雨漏りがひどくなってしまうことはよくあります
放置してよくなることはありませんので、気付いたら早めの対策が必要です
雨漏りにより、二次災害として住宅の資材が腐食してしまったり、シロアリやダニやカビの発生の原因になってしまったりと被害は拡大してしまうので、そうなってからでは修理費用も高くなってしまいます
また漏電する可能性もあり、大変危険ですので早めの対策を心がけましょう
雨漏りの被害を最小限に抑えるには、早めに気付き早めの対策、信頼できる業者に依頼することが大切です