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コラム

雨漏りで天井が落ちる?!予兆と対策をプロがわかりやすく解説します

2020年7月3日


天井のクロスが膨らんできた
天井に染みができている
天井のボードが落ちてきた

突然、こんな状況に陥ってしまったら「欠陥住宅なのでは?!」と不安になってしまいますよね。

でも、実はこれらの症状は、雨漏りが原因であるケースが多いのです。

実際に居住している場合は、室内に水が漏れている段階で雨漏りに気づくこともあるでしょう。
しかし、空き家の場合は、人知れず雨漏りが進行してしまい、天井が落ちるパターンも多くなっています。

今回は、雨漏りで天井が落ちる場合の予兆と対策について、わかりやすくお伝えしていきます。
家の天井に異変を感じている方はぜひチェックしてみてください。

こんな方におすすめ

  • 家の天井が剥がれてきた
  • 天井やクロスに染みがある
  • 前に雨漏りした場所を放置してある

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雨漏りで天井が落ちる前のサイン

まず、雨漏りで天井が落ちるサインについて挙げてみましょう。

水が漏れてこなくても、目に見えないところで雨漏りしているケースもあるので、注意してくださいね。

天井クロスが剥がれる


雨漏りが発生すると天井のボードが水分を含み、クロスを貼っている接着部分が剥がれる場合があります。

まだ室内に水が漏れていなくても、屋根裏や壁から水が伝ってきている可能性が考えられます。

単に経年劣化だと決めつけず、雨漏りしていないかどうかチェックしてみてください。

目に見えない雨漏り被害について、詳しくはこちらの記事もご覧ください↓

シミやカビの発生

カビの繁殖
天井にシミやカビが発生しているのを見かけたら要注意です。

シミやカビが発生しているということは、屋根裏の部材なども腐食しているおそれがあるからです。

また、カビが生えていると、体調不良を引き起こす場合もあるので、早めに対策するのが望ましいでしょう。

天井のカビについて、詳しくはこちら↓

天井の膨らみ

天井のボード材は、水を含むと膨張することが多いです。
また、ボードの裏に水が大量に溜まって、膨らんでいるように見えることもあり、天井をつつくと水が出てきたという事例もあります。

齊藤
天井が膨らんでいるのを見つけた場合、建物を支える部材も傷んでいる可能性が高いので、雨漏り修理業者に点検してもらうのをおすすめします。

雨漏りが天井から落ちた場合の緊急対策


ここでは、雨漏りが天井から落ちてきたの応急処置などについて紹介します。

ただし、応急処置では雨漏りの解決には至らないので、必ず業者による雨漏り修理も手配しておきましょう。

家財を濡らさない様にする

まず挙げられるのが、家財を濡らさないようにする処置です。

代表的なのが、バケツなどを使って雨漏りを受けること、家具などの位置を変えることがあります。

屋根の応急処置は業者へ依頼

屋根は滑りやすい上、ブルーシートなどを掛けるにしても、1人では難しいです。

また、屋根材(瓦など)を踏んでしまうと、新たな原因を作りかねません。

雨漏り箇所のチェックのために屋根に上るのは危険なので、専門業者に依頼しましょう。

ブルーシートは雨漏りの対処としては有効ではありますが、修理業者が来てくれるまでの応急処置のレベルと考えておきましょう。
ブルーシートも劣化してしまい、あまり長持ちしないからです。

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天井から雨漏りしたときはプロの業者に依頼しよう

ここまで紹介してきたように、不慣れな人が屋根に上って雨漏りを修理することは難しいので、プロの業者に依頼をすべきです。
また、雨漏りは屋根だけではなく、外壁、ベランダ、雨樋、サッシなど家のあらゆる箇所で起こり得るものです。

つまり、雨漏りの知識がない人が、天井を見て自力で原因を発見し、症状に見合った工事をおこなうのは限りなく不可能に近いものです。

そこで、ここからは雨漏りしたときの業者選びのポイントを紹介していきたいと思います。
雨漏りしているときはすぐに業者を呼びたいことがほとんどなので、あらかじめポイントを知っておくと安心ですね。

業者を選ぶ上でのポイント

雨漏り修理業者は過去の実績や見積書の内容などを参考にして選ぶのがおすすめです。
できれば複数の業者から相見積りを取る方がよいでしょう。

過去の実績のある業者は、技術や経験が豊富で的確な判断をしてくれるでしょう。
見積り書にしっかりと単価が明記してある業者は、明朗会計であることがわかります。

中には、雨漏り修理の知識がない業者が、目先の補修だけを済ませるケースもあるようです。
現地調査で疑問点はしっかり質問して、業者の知識やマナーを確認しておくこともおすすめです。

避けたほうがいい業者の特徴

雨漏り修理業者の中には、お客様に専門知識がないのをいいことに、利益重視のずさんな工事をするところもあります。

天井のシミなどを見てしまうと、すぐに修理を頼みたくなってしまいますが、お客様側も焦ってすぐに契約しないように注意が必要です。

  • すぐに契約するように迫る業者
  • 大幅な値引きを提案する業者
  • 見積りの金額に一式としか示していない業者
  • 質問にしっかり答えられない業者
  • マナーが悪い業者

これらの特徴に当てはまる業者は、実際に雨漏りが止まってお客様が安心できることより、利益を重視している場合が多いと考えられます。

また、知り合いの業者に依頼する場合も、不具合が起きたときに交渉しづらいことが考えられるので、あまりおすすめではありません。

雨漏り調査から施工の流れについて

雨漏り調査から施工の流れは、概略で以下の通りとなります。
全体の流れを知っておくと、業者との話もスムーズに進むので、覚えておくのがベターです。

step
1
現地調査

主に目視や散水による調査です。サーモグラフィーなどの光学機を利用することもあります。
雨漏りの経路や原因を特定し、必要な工事を見極めます。

step
2
見積り提出

調査の結果に基づき、必要な工事内容の見積りをお客様に提案します。
お客様は見積りを比較検討し、納得できる業者と契約します。

step
3
雨漏り修理工事

契約後、工事がスタートします。実際の工事内容は、施工前に業者に確認してください。

まとめ

「雨漏りで天井が落ちる」と聞いて「そんなわけはない」と思っていた方も多いかと思います。
しかし、雨漏りを放置していると、どんどん家が傷んでいくという現実があります。

雨漏りというと、室内に水が漏れてくるイメージを持っている人が多いですが、外壁の内側や、屋根裏など、普段目につかないところでいつの間にか進行している雨漏りもあります。

天井裏で水の音がしていたり、天井のめくれや膨れなどの異変に気がついたら、まずは雨漏りを疑ってみてください。

当社では雨漏りの現地調査を無料でおこなっています。雨漏り鑑定士が丁寧に点検するので、心配な方はぜひご相談くださいね。

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