エアコンの辺りから水が突然落ちてくることがあります。
多くの場合は、エアコン自体が故障しているのですが、まれに雨漏りをしているケースもあります。
雨漏りかどうかを見分けるコツと、雨漏りであった際にどう対処すれば良いのかを解説します。
エアコンからの水が雨漏りであるかどうかを見分ける方法
エアコンから落ちてくる水が雨漏りであるかどうかを見分ける方法は2つあります。
1つ目は当日の天気、2つ目は水が漏れている場所です。
それぞれ詳しく解説します。
当日の天気がどうか?
見分けるポイントの1つ目は当日の天気です。
当然雨漏りは雨が降っているときにしか起こりません。
そのため、雨が降っていない日、つまり晴れや曇りの時に水が漏れてきていたら、それは雨漏りではなくエアコンの故障です。
その一方で、雨が降っていた場合は雨漏りの可能性があるので、調べる必要があります。
エアコンのどこから水が漏れているか?
雨漏りは、家の外から中へ雨が入ってくる状況のことを指すので、エアコンの内部から水が漏れることはありません。
一般的にはエアコン内部には雨が吹き込むことは考えられないので、エアコンの内部から水が漏れた際はエアコンの故障であると考えるのが適切でしょう。ただ、稀にエアコン内部からの水漏れでも、雨漏りである可能性があるので、のちほど解説します。
ただ、エアコンと壁の隙間から水が漏れている場合など、外からの流入が考えられる経路であれば、それは雨漏りであるといえるでしょう。
エアコン付近で雨漏りが起きた場合の対策方法
では、実際に雨漏りが起きてしまった際、どのような対策をとることができるのでしょうか?
それは、施工会社に連絡することです。
エアコンの取り付け方がわかっており、アフターサービスとして無料で修理を請け負ってくれる可能性があるからです。
保証期間などとの兼ね合いにはなりますが、雨漏り修理業者よりも安く対応してもらうことができるでしょう。
また、費用の節約として自分で修理することを考える方もいるかもしれませんが、おすすめはしません。
原因の特定が難しかったりできなかったりするほか、そもそも自分で修理できるようなものではなかったり修理方法を間違えて意味のない、もしくは逆効果となる作業をしてしまう可能性もあります。
今後の生活に大きく関わることなので、費用面ではケチらず専門の業者に依頼することが大切です。
雨漏りがエアコン周辺で起きる理由とは?
ここでは、エアコン周辺で雨漏りが起きる理由を紹介します。
エアコンを取り付けるには室内機と室外機を繋ぐ必要があり、その際に壁に穴を開けることになります。
その際、外壁があるので十分な対策を講じることができず、雨漏りが発生してしまうことが多いそうです。
また、それだけでなく、先ほど触れたように、エアコン内部からの水漏れでも雨漏りとなるケースがあります。
それは、室内機と室外機を結ぶ配管断熱材が破損してしまっている場合です。
配管断熱材は建物の外部を通っているので、破損しているとそこから雨水が入り込むことがあります。
なかなかレアなケースではありますが、念のため確認しておくと良いでしょう。
まとめ
今回は、エアコン付近から水が漏れているケース、その中でも雨漏りであるのはどのような状況であるのかを解説しました。
突然、エアコンから水が落ちてくると、エアコンの故障を真っ先に疑うと思います。
ただ、場合によっては雨漏りの可能性もあり、特にエアコンと外壁の間にある隙間からの水漏れは、まず雨漏りの可能性を考えるべきです。
雨漏りであることが疑われるにせよ、エアコンの故障が疑われるにせよ、エアコンの施工会社に連絡をして修理してもらうようにしましょう。