今回は、名古屋市内の店舗にて雨樋修理を行いましたので、その時様子をご紹介します。
そもそも、雨樋とは雨水を屋根などから寄せ集めて、地面に排水する大事な設備です。雨樋が機能しなくなると、雨水が逆流をおこしたり、洩れたりして雨漏りの原因にもなりやすいです。
名古屋市 店舗の雨樋修理前
修理を行う前の写真です。今回この雨樋のマス(屋上やベランダなどから流れてくる雨水を集めて、地面に流す縦の樋に排水する部分)が風などによってズレがおきて漏水している状態でした。ひび割れなどの破損はなかっため、雨樋は交換ではなくて修理を行い、ウレタン塗装によって雨風からのダメージを抑えるための施工を行いました。
名古屋市 雨樋修理状況を写真と解説
プライマーは、下地として塗っています。この後塗るウレタン塗料との接着剤の役割があります。
ウレタン塗料は、伸びのいい塗料で雨樋塗装によく用いられます。ウレタン塗料は大体5~8年ぐらいの耐久性があり、外壁や屋根塗装にも用いられる定番の塗装です。1回塗るだけだと、透けたりと塗料の耐久性が弱いです。
トップコートを塗る事で、ウレタン塗装の劣化を防ぎます。
シーリングは、外壁と雨樋のマス部分に打つ事で隙間をなくし雨水の浸水を防ぎます。
これで雨樋修理の施工完了です。
雨樋塗装をするかどうか、そもそも必要があるのか、悩まられる方も多いと思います。
雨樋塗装は、外観の美観を整える事と、雨樋そのものの耐久性を長持ちさせる事、この2つの役割があるためお家の定期メンテナンスの際に一度検討されるのがちょうどいいと思います。