台風・大雨は事前に雨漏り対策をしてからくるとは限りません。天井から雨漏りが発生した場合、雨漏り防水工事業者に依頼しようとしても、雨が止むまでとりあえず応急処置で対応しなくてはなりません。
天井から雨漏りする箇所に下にバケツを置くというのは、シンプルで誰でも思いつく方法ですが、その手順やコツについて知っている人は少ないのではないでしょうか？この記事を読んで、ぜひ雨漏りの応急処置を実践する際の参考にしてみてください。
※スマホの方は画像を押すと電話がかけられます。バケツを置くのって意味があるの？
天井からの雨漏り発生時にバケツを下に置くのは、シンプルですが有効です。雨水が床に落ちる、家財に落ちると損害が発生します。また、電気カーペットやコンセントに侵入すると漏電や感電など危険です。
バケツで応急対応する際は、頻繁にバケツの水量をチェックして、雨水を捨てる必要があります。もちろん、バケツが有効なのは天井からの雨漏りのみ。窓や屋根、壁やベランダの雨漏りには効力がありません
「雨漏りでバケツ」に必要な道具
・バケツ（洗面器や水を受けられる深さのある容器）
・ビニールシート（レジャーシートやブルーシートなど）
・ぞうきん/タオル、吸水シート（バケツの底に敷いておくと水はねを軽減できます）
・養生テープ（ガムテープなどを使用すると床材や壁材などが剥がれるため剥がし跡がつきにくい養生テープを使用し、ビニールシートをとめます）
・ゴミ袋（天井からの雨漏りが複数箇所ありバケツが足りない場合は、天井にゴミ部黒を張り、小さな穴をあけて１点で受けます）
※スマホの方は画像を押すと電話がかけられます。「雨漏りにバケツ」の正しい手順
床に雨水が落ちるのを防ぐため、雨漏りが落ちてくる部分を中心に、１ｍ×１ｍを目安に、ビニールシート、ブルーシートを敷きます。家具家電などの家財の保護も忘れずに。家財もブルーシートなどで覆いましょう。
バケツは水滴が落ちる場所に置いてください。この時、バケツの底に、吸水シートやタオルを敷いて、水はねを防いでください。
天井にビニールシートやゴミ袋を張って雨水を受けると、ビニールシートが水でたわみます。ビニールシートの膨らみの一番下に小さな穴を開けて、真下にバケツを置き、雨水を一点で受けます。
