静かに過ごすことは快適に健康に過ごすうえでとても大切です。
雨の音がうるさかったり、車の騒音に悩まされていては快適には過ごせません。
そんな時は二重窓にリフォームすると、結露や騒音、冷気を防ぐ効果があります。
なぜなら、窓が二重になることで、空気の層が発生するため、音や外気の室内への侵入が減るためです。
ただ、リフォーム業者に二重窓を依頼すると費用も時間もかかりますので、そこは今回触れません。
ご自身であっという間にできる二重窓のDIYをご紹介します。
雨音や車の音が聞こえにくくなるのはなぜでしょう?
二重窓は窓が振動して伝わってくる音(騒音を含む外部からの音)を外窓から空気層を通し内窓の順で通すことで軽減しています。内側から外に伝わる音も軽減するため、プライバシーの保持にも役立ちます。
ベランダや鉄格子がないのに2階や3階で子供の落下が心配な場合も
外から窓を通して室内を見られることに抵抗を感じる方も多く、また、空き巣などが窓から侵入するのではと心配な方もいますよね。
それだけでなく、小さなお子様がいる家庭で、落下が心配という声もあります。
このDIY方法なら、安くて簡単、でも防犯、落下防止効果が高いです。
リフォームによる二重窓取り付けの費用相場
二重窓の設置をリフォーム業者に依頼した場合、費用の相場はおよそ5万円~12万円です。材料費、設置費用、出張費など人件費が大半を占めるため、DIYで簡易に済ませれば、材料費で済みます。
注意
あくまで簡易的なDIYの裏技です。
しっかりインテリア性や施工精度を求める方は、業者に二重窓にしてもらいましょう。もちろん、このDIY方法より高い分、良質なガラスを使いインテリア性も機能も上です。
「リフォームするほどじゃないけど、この方法なら簡単だからやってみるかな」くらいの方におススメです。
二重窓の裏技DIY方法
ポリカーボネートという板をホームセンターで購入します。
ポリカーボネートは屋外に設置する倉庫や町工場の外壁として使われることも多く、柔軟な割に強度が高い、雨風にさらされても長持ちする素材です。
また、簡単に穴があけられるため、素人でもポリカーボネート板専門のネジセットをホームセンターで購入することで、サッシに設置できます。
※賃貸マンションや賃貸アパートは勝手にリフォームしてはいけません。ご自身の家の場合に行ってください。
※サッシが金属製の場合も穴をあける必要があるため賃貸は不可です。金属の場合、サッシに穴をあけるのにドリルが必要です。それでも穴があけられるかは保証できません。
窓のサイズを計測し、そのサイズの縦横各プラス5センチくらいにハサミでカットします。
窓にあててみて、ネジを打ちたい箇所にマーキングします。
マーキングにキリなどで穴をあけ、サッシにもマーキングし穴をあけます。
あとはポリカーボネート板専用のネジセットで固定するだけです。
見栄えはDIY感満載ですが、これでもかなり結露、冷気、騒音を防ぐ効果があり、落下にも効果的です。
窓が空けにくいので、窓のサイズや形状によってはポリカーボネート板を2枚に分けて隙間を作るなど工夫が必要です。
安く簡易にお子様の落下防止を設置したい、騒音や雨音を防ぎたい場合などにお試し下さい。
建物に穴をあけますので、判断はご自身でお願いします。