雨が続くと洗濯物を部屋干しする機会が多くなりますよね。
乾燥した晴れの日ならすぐ乾く洗濯物が、雨の日だといつまで経っても乾かなくて困ったことがありませんか。
乾かないだけでなく、生乾き臭も気になってしまいますよね。
今回は、とくに乾きにくいバスタオルの部屋干しにお困りの方に向けて、干し方のポイントをご紹介します。
干し方で工夫!タオルを部屋干しするときのコツ
部屋干しの臭い対策のポイントはすばやい乾燥です。
ここでは、タオルを早く乾かすための干し方を解説していきます。
横長に干す
お部屋に横長のバスタオルハンガーを置けるなら、タオルを横長に干すのがおすすめです。
洗濯物は上から下に向かって乾くので、縦の長さを減らすことで早く乾かすことが出来ます。
囲み干し
タオルを横長に干すスペースがない方におすすめの干し方が、小物干しに使う四角いピンチハンガーを使った囲み干しです。
ピンチハンガーの外周をぐるっと囲うように、タオルを横長につるすだけ。
タオルの端と端の部分に空気の通り道を作ることで、さらに早く乾かすことができます。
普通のハンガーを二本使う干し方も
家に普通のハンガーしかない場合でも、ハンガーを二本使うことでタオルを横長に干すことができます。
やり方も簡単で、1枚のタオルを2本のハンガーに渡すようにかけるだけ。
干す場所が狭い場合でも、2本のハンガーの幅次第でどんな場所にでも干すことができます。
部屋干しの臭い対策
洗濯物が臭くなるのは「雑菌」が繁殖するからです。
雑菌は濡れている状態が続くと、徐々に繁殖していきます。
洗濯が終わったのにすぐ干さないで洗濯槽の中に放置していたり、乾燥に時間がかかったりすると雑菌が繁殖して臭いが増えてしまいます。
タオルの干し方を工夫することで、菌の繁殖を防ぎ、快適に部屋干ししましょう。
消臭・除菌効果のある洗剤や、速乾に優れた成分を配合した柔軟剤を用いるのも効果的ですよ。
干し方以外に!タオルが乾きやすい場所や便利アイテム
タオルを早く乾かすためには、干し方だけではなく、干す場所も重要です。
また、補助的に使うことでタオルを早く乾かすことができる便利アイテムもあります。
うまく活用して、タオルを早く乾かしましょう。
部屋干しにおすすめな場所
光が入るような窓際や空気の通りの良い場所がおすすめです。
空気の通りの良い場所は、例えば人が良く通る場所や、風を人工的に起こせる場所です。
リビング
家族でいつも過ごすリビング、ワンルームの方なら居住スペースに干すことで、人の動きで空気が動くため、洗濯物が早く乾きます。
お部屋の乾燥対策にもなりますよ。
よく日の当たる窓際
雨が降っていない日の窓際も、光が入ることで室温が上がりやすくなり、水分の蒸発を促すことができるのでおすすめです。
湿気の逃げる場所があるとさらに早く乾きます。
開けておけるようであれば、すこしだけ窓を開けておくのも効果的です。
浴室
意外と穴場なのが浴室です。
浴室乾燥機を使うことで、洗濯物を外干しと同じくらい早く乾かすことができます。
浴室は洗濯機から近いことが多いので、干すのも楽でいいですよね。
つっぱり棒を使うことで、簡単につるす場所も確保できます。
タオルを干すときに使える便利アイテム
タオルを干すときに使うと早く乾く便利なアイテムを紹介します。
サーキュレーター
小型の扇風機ですが、可動域が一般的な扇風機より広く、ピンポイントで風をあてることができます。
風で湿気が逃げていくため、部屋干し用に一個持っておくと便利ですね。
タオルハンガー
タオルを干すための幅広のハンガーです。
先に紹介した、2本のハンガーを使ったタオルの干し方でも使えます。
タオルがよく乾くように効率よく干すためのタオル用ハンガーやタオル干しは、以下のようなポイントで選ぶと良いでしょう。
- 骨が多くてたくさん干せる
- 干し幅が狭くない
- コンパクトに収納可能
ひとつのタオル干しでたくさん干すことができれば、スペースを有効活用できます。
干し幅が狭くてタオルが乾かないと、生乾きの臭いが発生してしまいます。
風通しの良さを確保するために、干し幅がある程度広いタオル干しアイテムにしましょう。
使わない時に折りたためるなどコンパクトにできるものなら、収納しておけるので便利です。
お部屋に合うアイテムを探すのも楽しいかもしれませんね。
タオルの干し方のポイント
部屋干しだけでなく外干しのときでも使える、タオルの干し方のポイント3点をお伝えします。
干す前にタオルを振る
洗濯機からタオルを取り出したら、10〜20回ほど振りましょう。
タオルを振ることで得られる効果は二つあります。
- 水分量を減らす
- タオルの繊維を立ち上げる
水分量を減らせば乾く時間を短縮できます。
さらに振ると生地に空気が入って繊維が立ち上がるので、タオルが乾きやすくなりますし、乾いたあともフワフワな仕上がりになります。
一石二鳥ですので是非試してみてくださいね。
面をずらして干す
タオルを竿やハンガーに二つ折りに干して、片方だけ長くなるようずらすと日に当たる面が広くなるので、早く乾きます。
ずり落ちてしまうことがあるので、洗濯バサミを使って押さえておきましょう。
洗濯物同士の間をあける
洗濯物を乾かすには空気の通りを良くすることが重要です。
洗濯物同士の干してある場所が近いと、空気の通りが悪くなって水分が抜けづらくなってしまいます。
できれば5cm以上の間隔で干すと早く乾きますよ。
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【保存版】雨の日の洗濯物の干し方まとめ しっかり乾かすコツを解説
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まとめ
湿気の多い雨の日でも、干し方の工夫や、便利なアイテムを使うことで、タオルのような乾きにくいものでもすっきりと乾かすことができます。
早く乾かすことができれば、生乾きの嫌な臭いも発生しづらくなるのでおすすめです。
タオルの干し方でお悩みの方はぜひお試しくださいね。
また、それでもなかなか乾かなければ、おうちの湿気対策が必要な場合もあります。
気になる方は、一度プロに診断してもらうのもおすすめです。お気軽にご相談ください。